東シナ海と弥生文化
/環太平洋文明叢書6
安田喜憲,七田忠昭
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出版社:雄山閣 |
出版年:2018年05月 |
コード: 226p ISBN/ISSN 9784639025641 |
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九州の西岸と大陸の間に位置する東シナ海は、日本文化にどのような影響を与えたのだろうか。東アジアの会場交流と稲作の伝播や弥生文化の様相について多視点から論じ、九州の南と北、稲作文化の歴史と未来を考える。
目次: ご挨拶(安田喜憲) ご挨拶(七田忠昭)
第Ⅰ章 東アジアと弥生文化 一 稲作の伝播と菜畑遺跡(田島龍太) 二 奴国(玄界灘沿岸)と東アジア(常松幹雄) 三 佐賀の弥生文化にみる中国の文化要素(七田忠昭) 四 「魏志倭人伝」における諸国の里程問題について(徐光輝) 第Ⅱ章 日本神話と稲作文化 一 日本神話と雲南の神話―稲魂信仰をめぐって―(欠端實) 二 九州の伝統菓子と長江文明(村岡安廣) 三 日向と東アジア(藤木聡) 四 長江文明は日向に来た(安田喜憲) 第Ⅲ章 稲作の未来 一 稲作をめぐる生業活動と環境利用―ラオスと佐賀の農山村調査をもとに―(藤永豪) 二 過去から現在・未来の東アジアについて(金子晋右) 第Ⅳ章 九州と長江文明(石丸純子,七田忠昭,高宮広土,橋本達也,松下孝幸 パネリスト/岸本吉生 司会) 有明海の変遷と生物の特長について(石丸純子) 「海上の道」を検証する(高宮広土) 古墳時代の九州南部社会と交流(橋本達也) 東アジアのなかの弥生人と古墳人(松下孝幸)
閉会のご挨拶(渡辺公三)
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