1861年 改革と試練の時代
/歴史の転換期9
上製
小松久男 編
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出版社:山川出版社 |
出版年:2018年10月 |
コード: 282p ISBN/ISSN 9784634445093 |
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地中海沿岸のイタリア半島から日本海の対馬に及ぶユーラシアの東西で、さまざまな危機が生じていた1861年。打開の道はどこにあるのか。試練のときを生きた人びとの胸のうちと行動に迫る。
目次: はしがき 総論 改革と試練のなかの一八六一年(小松久男) 一章 危機のなかの清朝(吉澤誠一郎) 1 太平天国とその好敵手 2 皇帝の死から政変へ 3 清朝の再建に向かって 二章 岐路に立つタンズィマート(佐々木紳) 1 ミドハト・パシャとその時代 2 一八六一年、ニシュ 3 改革パッケージの実践 4 国家の転換期に臨んで コラム もう一つの自伝 三章 陸軍大臣ミリューチンの回想(青島陽子) 1 「大改革」の時代とドミトリー・ミリューチン 2 農奴解放と国家・社会の「リベラル」な改革 3 「大改革」を主導した「開明官僚」 4 ドミトリー・ミリューチンの描く一八六一年のロシア帝国 四章 ポサドニック号事件の衝撃(麓慎一) 1 ポサドニック号事件の発生 2 ポサドニック号事件と江戸幕府 3 ポサドニック号事件と英露対立 コラム 絵図にみる、対馬でのロシア人の行動 五章 イタリア統一と移民(北村暁夫) 1 イタリアの統一 2 国民国家の形成と移民 3 政治指導者・知識人の移民観 4 移民の声 参考文献 図版出典・提供一覧
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