河口慧海 雲と水との旅をするなり
/ミネルヴァ日本評伝選
上製
高山龍三
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出版社:ミネルヴァ書房 |
出版年:2020年01月 |
コード: 412p ISBN/ISSN 9784623087846 |
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河口慧海(1866年から1945年)仏教学者、探検家。仏教の原典を求め日本人として初めてチベット・ラサへ潜入した慧海。ナルタン版大蔵経等の仏典を入手、チベットの文化、仏教の研究・紹介に努める。そんな仏教学者にして、あまりに型破りな稀代の探検家の情熱的な生涯を追う。
目次: はしがき 第一章 若き時代 1 堺、河口慧海の生まれた町 2 同郷の友人たち 3 黄檗宗と河口慧海 4 哲学館と慧海 第二章 チベットへの旅 1 渡印の旅とネパールへ 2 旅日記にみる求道者慧海 3 禁断の都ラサの慧海 4 慧海はいかに歩いたか 5 慧海帰国前の情報 第三章 再びチベットへ 1 慧海帰国 忙殺の一年四か月 2 第二回インド・ネパール・チベットの旅 第四章 研究・教育・求道 1 研究と教育と求道の日々 2 蔵経問題 3 慧海の思想 4 慧海の弟子たち 第五章 世界のカワグチとなった慧海 1 世界に初出した河口慧海の名 2 日本の新聞と英訳 3 ラサからの最新ニュース 4 『チベットの三年』出版 5 代表的日本人としての慧海 6 慧海のチベット人評価と日本人批判 7 ネパール、ブータンと慧海 8 慧海はなぜスパイと疑われたか 第六章 慧海の遺したもの 1 慧海請来の経典と翻訳と研究 2 論争を厭わぬ人 3 慧海が集めた植物と資料 参考文献 あとがき 河口慧海年譜 河口慧海主著 事項索引 人名索引
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