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フォルモサ・イデオロギー 台湾ナショナリズムの勃興 1895-1945 上製
呉叡人/梅森直之,山本和行 訳
出版社:みすず書房
出版年:2023年11月
コード:   538p   ISBN/ISSN 9784622096498
 
価格 6,050円
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日本の特殊な植民地主義のもとで、台湾人はいかにして自らをナショナルな存在として想像していったのか。そのダイナミズムを描く。


目次:
旅の途中にて――日本語版への序文
謝辞
第1章 植民地台湾とナショナリズムの諸理論
第2章 差別的包摂――周縁における日本の植民地的国民形成
第3章 ナショナルになってゆく――政治的闘争と台湾国民国家言説(1919-31年)
第4章 真正たるネーションになる――台湾民族文化の文化的抵抗とその言説(1919-37年)
第5章 東洋的植民地主義下のナショナリズム
補稿
国民国家の膨張と初期帝国形成――イングランドのケルト辺境併合、アメリカの大陸的拡張、日本の北東アジア辺境包摂の予備的比較
消滅の記念碑?――植民地時代後期における台湾ナショナリズムの悲哀に満ちた変容(1937-45年)
訳者解題
原注
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