中国が反論できない 真実の尖閣史
/扶桑社新書359
石平
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出版社:扶桑社 |
出版年:2021年01月 |
コード: 264p ISBN/ISSN 9784594086954 |
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中国公船による尖閣沖領海侵入、過去最多に!
著者は中国による侵略の手口をもっともよく知る、日中関係評論の第一人者・石平氏。研究史料の提供は漢文学者であり、海洋政策における調査委員を務める、いしゐのぞむ氏。 中国人でも読める漢文史料と世界中の航海地図から「尖閣が日本の領土であることは明白である」ことを検証!!
尖閣諸島が中国の領土になったことは一度もない。そして尖閣諸島は歴史的にも法的にも紛れもなく、日本固有の領土なのである…… では、この主張を一体どうやって証明するのか。 「まさにこの肝心な点こそが本書の本領の発揮するところであり、本書の尖閣論証の独自無二の強さである」(石平) 漢文学専門のいしゐ教授は長年にわたり、古籍や古地図など昔の「中国人自身」によって書かれた中国側の史料を膨大に集め、丹念に解読を進めてきた。 歴史上の中国人が書き残したさまざまな資料をきちんと解読して根拠として使えば、尖閣諸島が日本の固有領土であること、尖閣は中国という国と一切の関係のないことがはっきりとわかってくる。 その研究をもとに、石平氏がいまや世界中で侵略行為を正当化する宣伝工作を行っている中共の正体を鋭く解説する。
(本書は2017年8月に単行本として刊行された同書を加筆改訂の上、新書化したものです)
目次: 序章 尖閣を守るために中国との歴史戦で勝つべきとき 第1章 中国が曲解する「最古の史料」 第2章 中国が主張する「有力史料」の捏造疑惑 第3章 中国歴代王朝の官製地誌に記された領海 第4章 琉球と清朝の領海の記録を検証する 第5章 近代西洋人の航海記録に登場する尖閣 第6章 現代地図と尖閣名称の変遷から探る領有権問題 第7章 尖閣諸島に初めて上陸したのは日本人 終章 尖閣の陥落は日本の終わりの始まり
著者紹介:
石平 1962年、中国四川省で生まれる。北京大学哲学部卒。1988年に来日。神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関に勤務。2002年に『なぜ中国人は日本人を憎むのか』(PHP研究所)を著して中国における反日感情の高まりについて先見的な警告を発して以来、評論活動に入る。他の著書に『「日中友好」は日本を滅ぼす』(講談社)、『中国「愛国攘夷」の病理』(小学館)、『数字が証す中国の知られざる正体』(日本文芸社)などがある
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