周氏冥通記校釋
/道教典籍選刊
〔梁〕陶弘景 撰 王家葵 校釋
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出版社:中华书局 |
出版年:2020年06月 |
コード:458617 344p 21cm ISBN/ISSN 9787101144949 |
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南朝梁時期の道士、道教茅山派の創立者陶弘景(456-536)の著書《周氏冥通記》四巻は、周子良伝記、周子良冥通記及び陶弘景が梁武帝に進呈した啓事と梁武帝の詔答などにより構成される。伝記部分は茅山道士である周子良の生涯と性格を叙述し、陶弘景に弟子入りした経緯及び20歳の若さで急逝する前の数々の奇行などを紹介。冥通記部分は、周子良が残したとされる茅山の諸神仙との“冥通”(入夢などの形で現れた神仙との交流)の記録を、彼の遷化後間もなく師の陶弘景が整理して梁武帝に奉呈したもので、天監十四年(515)五月二十三日から翌年の十月二十七日までの冥通の内容が記されている。南北朝時期の神仙道教、仏道関係、言語民俗などの研究における文献価値が高い。本書は、《道教典籍選刊》の一つ。《正統道蔵》本を底本、《秘冊滙函》本を校本、《津逮秘書》本、《唐宋叢書》本及び《説郛》一巻本などを参校本に校釈し、巻末に「周氏冥通記創作発覆」と「周氏冥通記文本解析」の二篇を附録する。
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