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杜甫研究年報 第七号
日本杜甫学会 編
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出版社:日本杜甫学会/勉誠出版発売 |
出版年:2024年03月 |
コード: 100p ISBN/ISSN 9784585394471 |
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「詩聖」杜甫。 その詩は、それ以前の詩の総括であるとともに、以後の中国詩の出発点でもある。 日本においては、五山の僧の崇敬、芭蕉の傾倒があり、明治以後も、中江兆民・島崎藤村・正岡子規を始め、知識人・国民の間で、その親愛の念は一貫して揺るがないものだった。漢文教育においても、杜甫の詩は教材の中で重要な位置を占めてきた。 世界における杜甫への関心を見つめつつ、変転する時の中で無窮の未来に向かって杜甫研究を発展させ続ける一冊。
目次: 日本杜甫學會會長に就任して 日本杜甫学会会長 松原朗 日本杜甫学会会長の退任にあたって―六年を振りかえる 日本杜甫学会顧問・前会長 下定雅弘
[論文] 杜甫の詩における「泥」の諸相 後藤秋正 杜詩「対偶素」研究の提唱 水谷誠 杜甫散文文体論初探 谷口匡 『杜詩諺解』の構造とそこに見える解釈の位相 其二―九成宮 成澤勝
[特別寄稿・訳注] 津阪東陽『杜律詳解』に見る清・胡以梅『唐詩貫珠』の襲用―二宮俊博『津阪東陽《杜律詳解》全釈』の追究 竹村則行 杜甫「祭遠祖当陽君文」訳注 宇賀神秀一 杜甫「爲遺補薦岑參狀」訳注 樋口泰裕
[研究概況及び文献収録] 日本における杜甫研究集録(2021) 大橋賢一・加藤聰・紺野達也
日本杜甫学会会則・彙報・編集後記
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