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アジアの出産とテクノロジー リプロダクションの最前線 /アジア遊学268
白井千晶 編著
出版社:勉誠出版
出版年:2022年03月
コード:   256p   ISBN/ISSN 9784585325147
 
価格 3,080円
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産むこと・産まないことは誰が決めるのか?

現在、アジアの様々な地域の出産において、「生命を救うため」ではなく、「生命を選ぶため」に、生殖技術、出生前検査、人工妊娠中絶などのテクノロジーが用いられている。そして、代理出産や卵子提供といった生殖ツーリズムが巨大でグローバルなマーケットになっている。その問題点や課題は何か。
また、出産をめぐるシステム、マタニティ政策は、国・地域、法制度・宗教、歴史・文化によってどのような差異・共通点をもつのか。
テクノロジーの利用から産後の養生の現在まで、変容するアジアの出産の最前線を捉える。

目次:
Ⅰ テクノロジ―出生前検査・生殖技術・人工妊娠中絶
 アジアにおける出生前検査と障害観―ベトナム、ミャンマー、フィリピン調査から(白井千晶)
 生命リスク回避の「テクノロジー」と優生願望―中国・台湾の出生前検査を事例に(姚毅)
 [コラム]韓国における出生前検査(洪賢秀)
 アジアの不妊への対処と非血縁的親子関係―ベトナム、ミャンマー、フィリピンの第三者が関わる生殖医療と養子縁組に関するインタビューより(白井千晶)
 [コラム]宗教の違いは「自然」か?―インドにおける配偶子ドナーの選定(松尾瑞穂)
 [コラム]タイ人女性にとっての産むこと・産まないこと(嶋澤恭子)
 [コラム]家族計画の優等生―インドネシア(松岡悦子)
 南アジア地域における中絶と日常的倫理―法・生命観・実践(松尾瑞穂)
 [コラム]韓国社会における妊娠・出産をめぐる変化―堕胎罪の議論からのぞく(洪賢秀)
 [コラム]仏教国ブータンにおける人工妊娠中絶(幅崎麻紀子)

Ⅱ マタニティ政策―母子保健・妊娠・出産・育児
 出産環境を選ぶということ―日本 田間泰子)
 アジアの少子社会・日本と男性の産育参加 澤田佳世)
 ネパールにおけるリプロダクション政策と母性観の変容 幅崎麻紀子)
 [コラム]一人っ子政策終了後の中国(小浜正子)
 [コラム]台湾の助産師(士)(姚毅
 インドネシアの三十年間のマタニティ政策をふりかえって―ドゥクンとビダンの一九八九年〜二〇一九年 松岡悦子)
 [コラム]韓国の出産と産後調理院(松岡悦子
 [コラム]ラオスにおける産後女性の慣習―ユーファイを巡って(嶋澤恭子)

おわりに―アジアにおける出生システム(白井千晶)
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