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怪異学講義 王権・信仰・いとなみ
東アジア恠異学会 編
出版社:勉誠出版
出版年:2021年10月
コード:   456p   ISBN/ISSN 9784585320074
 
価格 3,520円
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この世の「不思議」を解き明かす

神霊・祟り・天変地異……古来、人々が畏怖を抱き、不思議だと思い、息災を祈った非日常的なコト・モノは媒介者によりどのように言語化され、表現され、今日まで伝わるのか―。
古記録や歴史書、説話、伝承、絵画といったあらゆる資料を渉猟し、王権・政治・祭祀・信仰・寺社・都市・村・生活・暮らしなど多様な視点から「怪異」とそれに対する人々の営みを読み解いた画期的入門書。

目次:
序論 怪異学の視点(大江篤)

総論 怪異学とは何か
 日本の怪異・中国の怪異・その西方の驚異(榎村寛之)
 国家統治と怪異(久禮旦雄)
 通俗信仰と怪異―前近代中国の基層社会における災異受容史(佐々木聡)

各論 怪異から考える
 第一部 王権と怪異(久禮旦雄)
 社寺と怪異―春日社の山木枯槁を中心に(山田雄司)
 奇談と武家家伝―雷になった松江藩家老について(南郷晃子)
 鎌倉幕府と怪異―『吾妻鏡』の怪異を読む(赤澤春彦)
 幕末の陰陽頭・朝廷と天変(杉岳志)
 【コラム】古代日本への「天」の思想の伝来(細井浩志)
 第二部 信仰と怪異(久留島元・佐々木聡)
 勝利に導く祖霊(佐藤信弥)
 霊験・神異・感通―中国仏教における怪異なるものへの態度(佐野誠子)
 道教と神降ろし(山田明広)
 天狗信仰と文芸(久留島元)
 疫病と化物 (笹方政紀)
 【コラム】祟る「水子霊」(陳宣聿)
 第三部 人のいとなみと怪異 (木場貴俊)
 村と怪異(木下浩)
 近世京都の小社と怪異(村上紀夫)
 怪物を食らう(木場貴俊)
 絵巻の中の神と「モノ」―目に見えぬものをいかに描くか(山本陽子)
 【コラム】石を降らせるのはなにものか?(化野燐)

あとがき(大江篤)

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