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杜甫研究年報 第三号
日本杜甫学会 編
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出版社:勉誠出版 |
出版年:2020年03月 |
コード: 112p ISBN/ISSN 9784585294436 |
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内容紹介 その詩は、それ以前の詩の総括であるとともに、以後の中国詩の出発点でもある。 日本においては、五山の僧の崇敬、芭蕉の傾倒があり、明治以後も、中江兆民・島崎藤村・正岡子規を始め、知識人・国民の間で、その親愛の念は一貫して揺るがないものだった。漢文教育においても、杜甫の詩は教材の中で重要な位置を占めてきた。 世界における杜甫への関心を見つめつつ、変転する時の中で無窮の未来に向かって杜甫研究を発展させ続ける一冊。 目次 杜甫の涙 下定雅弘 杜甫の七言古詩における双声畳韻の配列について―鮑照「擬行路難十八首」と比較しつつ 丸井憲 同羅逃亡事件と杜甫長安「連行」のいきさつ 謝思煒(鍾卓螢・紺野達也訳) 杜甫詩の真偽―「佚詩」五篇などについて 後藤秋正 杜甫と高適の制挙受験に関連する詩について─奉贈の排律詩を中心に 田中京 〔研究概況及び文献収録〕 中国大陸新世紀杜甫研究綜述(二〇〇〇─二〇一八)下 劉寧(佐藤浩一訳) 日本における杜甫研究集録(二〇一八) 大橋賢一・加藤聰・紺野達也 【紹介】松原朗(編)『杜甫と玄宗皇帝の時代』 加藤聰
日本杜甫学会会則・彙報・編集後記
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