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中世地下文書の世界 史料論のフロンティア /アジア遊学209
春田直紀 編
出版社:勉誠出版
出版年:2017年06月
コード:   320p   ISBN/ISSN 9784585226758
 
価格 3,080円
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古文書学に一石を投じる

朝廷・幕府や荘園領主の側ではなく、「地下」(荘園・公領の現地)において、作成され、機能した文書群が多数存在する。それらはいかにして保存され、今日に伝わったのか。その生成・機能・展開などの全体像を明らかにすることで従来の古文書学の枠組みや発想を捉えなおし、史料論の新たな地平を切り拓く。

目次:
序論 中世地下文書論の構築に向けて(春田直紀)

〔Ⅰ 地下文書とは何か〕
 「地下」とは何か(佐藤雄基)
 地下文書の成立と中世日本(小川弘和)

〔Ⅱ 地下文書の世界に分け入る〕
 村落定書(薗部寿樹)
 日記と惣村―中世地下の記録論(似鳥雄一)
 荘官家の帳簿からみる荘園の実相―領主の下地中分と現地の下地中分(榎原雅治)
 村の寄進状(窪田涼子)
 中世村落の祈祷と巻数(池松直樹)
 偽文書作成の意義と効力―丹波国山国荘を事例に(熱田順)
 端裏書の基礎的考察―「今堀日吉神社文書」を素材に」(松本尚之)

〔Ⅲ 原本調査の現場から〕
 大嶋神社・奥津嶋神社文書(朝比奈新)
 秦家文書―文書調査の成果報告を中心に(佐藤雄基,大河内勇介)
 王子神社文書(呉座勇一)
 間藤家文書―近世土豪の由緒と中世文書(渡邊浩貴)
 禅林寺文書―売券の観察から(大村拓生)
 栗栖家文書―署判と由緒(坂本亮太)
 大宮家文書―春日社神人と在地社会の接点(山本倫弘)

〔Ⅳ 地下文書論からの広がり〕
 金石文・木札からひらく地下文書論(高橋一樹)
 東国における地下文書の成立―「香取文書」の変化の諸相(湯浅治久)
 浦刀祢家文書の世界(春田直紀)
 我、鄙のもの、これを証す(鶴島博和)
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