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書物学 第17巻 編集文献学への誘い
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出版社:勉誠出版 |
出版年:2019年09月 |
コード: 96p ISBN/ISSN 9784585207177 |
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本文(テクスト)とは何か。書物というメディアは何を伝えるものなのか。「編集文献学」という本文校訂・本文批判をめぐる真摯な視点が、既成概念へ揺さぶりをかける。グローバル化、デジタル化、学際化…。さまざまな枠組みを越えた展開を要請されるこれからの人文学を考えるための水先案内。
目次: ◎特集 編集文献学 編集文献学の可能性(明星聖子) 注釈の編集文献学―ヨーロッパ中世文学と注解書写本(松田隆美) 古典文献学の可能性(納富信留) ラハマン・メソッドとはなにか―セバスティアーノ・ティンパナーロ『ラハマン・メソッドの創成』をめぐって(伊藤博明) 4つのヘルダーリン著作集―史的批判版の実際(矢羽々崇) ハンス・ヴァルター・ガブラーによるジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』編集―英米系とドイツ系の編集理論の相克(中谷崇) 古版本を教室に(井出新
◎特別寄稿 明星大学のシェイクスピア戯曲集初版の謎(山田昭廣)
◎連載 書物学ことはじめ 西洋古書の遠近法8(雪嶋宏一) 英国愛書家の系譜15(高宮利行) 愛書家としての魯迅9(瀧本弘之) 書物の声を聞く 書誌学入門17(佐々木孝浩) 江戸時代の古文書の読み方17(白川部達夫)
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