書物学 第13巻 学問の家の書物と伝授 清原家の営為を探る
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出版社:勉誠出版 |
出版年:2018年08月 |
コード: 96p ISBN/ISSN 9784585207139 |
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特集 学問の家の書物と伝授―清原家の営為を探る
平安中期以降急速に台頭し、数多くの儒者が輩出した家として名高い清原家。その蔵書は、累代の学問の家の営為を今に伝えるものである。 儒教経典の考究に関する経書のみならず、幼学書や兵書、御成敗式目等、幅広い典籍が描き出す知の沃野を多数のカラー図版とともに紹介する。
清原家の蔵書から見えるもの(佐藤道生) 『御成敗式目』と清原家(山田尚子)
小特集 江戸初期の学問と出版 高野版への眼差し―伝領・書き入れ・古活字版(海野圭介) 近世初期の禅籍を散策する(ディディエ・ダヴァン)
本を楽しむ 地図を読む―ヨーロッパの世界地図、中世からルネサンスにかけて(ナタリア・ペトロフスカイヤ) 思想との交信―漱石文学のありか・下(野網摩利子)
連載 書物学こと始め 西洋古書の遠近法(5)(雪嶋宏一) 英国愛書家の系譜(11)(髙宮利行) 書物の声を聞く 書誌学入門(13)(佐々木孝浩) 江戸時代の古文書の読み方(13)(白川部達夫) 書籍文化史料片々(13)(鈴木俊幸)
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