「国境」で読み解く世界史の謎
/PHP文庫
武光誠
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出版社:PHP研究所 |
出版年:2017年09月 |
コード: 320p ISBN/ISSN 9784569767505 |
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今の国際問題も、歴史上の事件も、すべては国境からみえてくる!
国家が誕生してから、領土をめぐる争いは絶えない。近年でも、ロシアのクリミア併合や中国による南沙諸島の埋め立てなど、領土拡大に野望を燃やす国は多く、国際問題にもなっている。そこで本書は、アメリカがメキシコとの国境にこだわる理由や、なぜブラジルの国土が南米の約半分を占めているのか、ロシアと中国に挟まれたモンゴルがなぜ独立できたのかなど、国境から世界史を見直していく。 世界各地に存在する「○○領○○」といった飛び地や、大国の領土拡大など、常に争いのもとになり続けてきた国境の歴史を知ることで、国家の本質がみえてくるだろう。現在起こっている出来事だけを眺めていても、本当の原因はわからない。実は、数百年以上前の侵略や戦争が、現代まで尾を引いて問題を複雑化させていることもあるのだ。 文庫書き下ろし。
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