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詳細情報
戦後日中関係五十年―日中双方の課題は果たされたか 上製
島田政雄・田家農 著(東方書店発売)
出版社:東方書店
出版年:1997年09月
コード:00501   576p   ISBN/ISSN 4-497-97529-0
 
価格 3,080円
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日中2人のジャーナリストによる共同執筆
戦後すぐ上海で居留民と武装解除された日本兵を対象にした日刊紙『改造日報』の発行に関わり、帰国後は創設当初から日中友好協会の活動家として機関紙『日本と中国』の編集長を務めるなど、一貫して日中友好運動に携わってきた島田氏と、駐日記者、北京発行の日本語雑誌『人民中国』編集長などを歴任してきた知日派の田氏の2人が共同して、戦後半世紀を総括的につづる日中関係史の決定版。最終章では次世紀へ向けての日中関係の課題、むすびではそれを踏まえた提言を述べる。巻末に、1871年から1996年にわたる詳細な日中関係年表を付す。

編著者のことば
この新旧世紀の交代の時にあたり、われわれはすべからく過去を回顧し、歴史を鑑として、高遠な展望をもって未来を開拓し、両国関係をさらに一歩進めて発展させ、世界の平和と発展にさらに大きな貢献をすべきである。そのために残された課題を探求するのが本書の課題である。(「はじめに」より)

構成
はじめに
第一章 内戦前夜の上海から
第二章 米占領軍は日本を民主化したか(上)
第三章 米占領軍は日本を民主化したか(下)
第四章 米国操縦下の片面講和と再軍備反対の闘い
第五章 サンフランシスコ体制の確立と抵抗
第六章 国交正常化を求めて(上)
第七章 国交正常化を求めて(中)
第八章 国交正常化を求めて(下)
第九章 嵐の十年、かちとった日中新時代(上)
第十章 嵐の十年、かちとった日中新時代(中)
第十一章 嵐の十年、かちとった日中新時代(下)
第十二章 日中復交二十五周年を顧みて(上)―日中関係はどれだけ前進したか
第十三章 日中復交二十五周年を顧みて(中)―日中関係はどれだけ前進したか
第十四章 日中復交二十五周年を顧みて(下)―日中関係はどれだけ前進したか
第十五章 二十一世紀へ残された課題
むすび
あとがき
近代日中関係年表(一八七一年―一九九六年)

■編著者紹介
島田 政雄(しまだ まさお):鳥取県立鳥取第一中学校卒業後、プロレタリア作家同盟機関誌『戦旗』社鳥取支局をつくる。1933年治安維持法により検挙投獄される。1935年出獄。1936年同人誌『無名作家』に拠る。同年東京に出て徳永直、橋本英吉、島木健作らと交友。武田麟太郎の『人民文庫』に作品を発表。1938年上海に渡り抗日戦下の中国文学を学ぶ。1944年上海の日刊紙『大陸新報』紙上で再三日本の「大東亜文学」運動の欺瞞を暴く作品を発表、再び治安維持法違反で検挙投獄される。1945年日本敗戦により自由を回復。1945年上海の『改造日報』編集委員となる。1946年末に帰国、中日文化研究所員となる。1949年日中友好協会の創立に参加、以来35年間『日本と中国』編集長を務めるなど協会職員として常勤。退職後、協会顧問となる。
田 家農(ティエン ヂアノン):北京師範大学歴史学部卒業後、日本の東京大学大学院にて東洋史を専攻。1946年以降、華北聯合大学正字学院研究員、中原大学教育学院研究員、華中師範大学歴史学部教授を歴任。1958年以降、中国対外文化連絡部専員、中国国際書店副経理を歴任。1964年以降、ジャーナリストとして活躍。『北京日報』『人民中国』駐日記者を経て、『人民中国』編集長、国務院文化部対外連絡部副局長、『人民中国』顧問を歴任した後、華中師範大学客員教授、および中国国際友人研究会常任理事となる。
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