一厘米―イッセンチ
／中国現代小説系列
畢淑敏 著／杉村博文 編注
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| 出版社：東方書店 |
| 出版年：1997年01月 |
| コード：00477 96p ISBN/ISSN 4-497-96499-X |
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わずか1センチが、幼い少年とその母にもたらす葛藤
文化大革命以後の現代中国の中・短編小説を、原文と詳細な注釈を対照しながら読む好評シリーズ。上昇志向をもち、工場で働きながら懸命に子育てを続ける若き母親・陶影は、息子の小也と遊びに来たある名刹の入り口で、無賃入場の疑いをかけられる。自らの夢であり希望である息子の目の前で、そして衆人環視の中で罵倒された陶影は、母親の尊厳を取り戻せるのか……？
一般用・学校用テキスト（中級以上）／講読。●編著者のことば
『一厘米』は短編であるし、なによりもことばと論理が素直である。中国の小説を原文で読んでみたいがちょっと気後れを感じるという学習者にはうってつけの読み物になると思う。（「まえがき」より）
●構成
まえがき／一厘米 
立ち読み
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■編著者紹介
畢 淑敏（ひつ しゅくびん）：1952年新疆伊寧生まれ。北京に育つ。16歳で中国人民解放軍に入隊、チベット北部高原の部隊で、衛生員、医師として11年過ごす。1980年復員し北京に帰る。1987年創作活動に入り数々の賞を受賞。「向学心とまじめさに、女性として、母として、医師としての慈愛と冷静さが加わって畢淑敏の作品を構成している」（本書「まえがき」より））。
杉村 博文（すぎむら ひろふみ）：大阪外国語大学教授。
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