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日中交渉史―文化交流の二千年 /東方選書30
山口修 著
出版社:東方書店
出版年:1996年07月
コード:00465   224p   ISBN/ISSN 4-497-96494-9
 
価格 1,760円
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邪馬台国から現在、そして未来へ!
1世紀に「倭人」が漢王朝に朝貢して以来、日本にとって中国は政治的・文化的規範であった。漢字や儒教・禅宗、さらには文人画・陶磁器・茶など、中国から日本に伝来した文物は枚挙に暇がない。本書は、邪馬台国の時代から現代までの2000年の歴史をたどり、中国の歴史・文化が日本の歴史・文化にどのような影響を及ぼしたかを探る。そして、近代以降の不幸な関係、特に日中戦争に代表される日本の侵略、また日中相互の文化的偏見を乗り越えて、これからどのような日中関係を築いていくべきかを平易に提唱する。

編著者のことば
私たち日本民族や韓民族、さらにヴェトナム民族は、中国から漢字を学び、漢字を使用することによって、文化を築きあげてきました。もちろん漢字そのものを知った時期は、ずいぶん古い昔だったに違いありません。しかし漢字による文章を理解し、さらに文章を作成できるようになった時期となれば、やはり弥生文化の中期ということになるでしょうか。……4世紀から5世紀になりますと、漢文の読み書きのできる人たちが、もはや広い範囲にまで存在していました。(本文より)

構成
はじめに/1 「倭」に関する古記録/2 女王国の出現/3 倭の五王の時代/4 漢字の習得と発音/5 遣隋使の問題/6 日本国「天皇」称/7 平城京の時代/8 弘仁の漢風文化/9 五代・宋初の交流/10 宋代の交流/11 元寇の真相/12 禅宗の興隆/13 南北朝の時代/14 勘合貿易の展開/15 五山文化と唐音/16 戦国時代の到来/17 壬申・丁酉の乱/18 江戸幕府の政策/19 中国文化の普及/20 新来の中国文物/21 近代の日中関係/22 日清修好条規の締結/23 台湾出兵と琉球問題/24 大陸進出の開始/25 漢字と儒教道徳/26 日清戦争とその後/27 日露戦争に至る/28 清朝末期の情勢/29 中華民国の軍閥政権/30 北伐の完成と国民政府/31 中国侵略の開始/32 日中戦争を経て/33 人民共和国の成立

■編著者紹介
山口 修(やまぐち おさむ):1924年神奈川県生まれ。東京大学文学部東洋史学科卒業。熊本大学助教授、佛教大学教授などを歴任。1998年死去。『情報の東西交渉史』『新訂版 中国史を語る』『読んで役立つ中国史55話』『蒙古襲来』他編著書多数。
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