人物で見る台湾百年史
吉田荘人 著
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出版社:東方書店 |
出版年:1993年10月 |
コード:00374 256p ISBN/ISSN 4-497-93404-7 |
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日中のはざまで時代に翻弄された先駆者たち 台湾が今日のような発展を見たのは、日本統治下でさまざまな苦労を乗り越えて奮闘した島民たちの努力と忍耐の賜物である。彼ら本省人は、中国復帰後も、大陸出身者との相克に悩みながら台湾の発展に力を尽くした。しかし、その功績は日本史と中国史の間で埋もれがちである。本書は、今日の台湾を築いた本省人13人の生涯を描くことにより、日本に領有されてから今日に至るまでの約100年間の台湾の歩みを概観する。取り上げられているのは、政治家・官僚から、文学者・音楽家・医学者に及ぶが、いずれも今日の台湾を語る上で欠かせない人物である。また、台湾史の転換点となった2・28事件については特に一章を設ける。
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■編著者紹介
吉田 荘人(よしだ そうじん):1932年京都府生まれ。京都大学卒業。上海医科大学客員教授。外科学、中国医学史専攻。医学博士。医院開設の傍ら著作に携わる。『中国名医列伝』などの論著あり。
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