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モルモットをやめた中国人―米国人ジャーナリストが見た中華民国の建設
カール・クロウ 著/山腰敏寛 訳
出版社:東方書店
出版年:1993年05月
コード:00366   304p   ISBN/ISSN 4-497-93393-8
 
価格 2,242円
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辛亥革命・五四運動に関わったチャイナウォッチャー
1910年代、清朝の圧制下にあって、あたかもモルモットのように従順であった中国民衆は、共和政体を目指して生き生きと動きはじめる。本書は、1911年に中国最初の米国系華字紙『チャイナプレス』創刊に携わって以来、日中戦争が上海に飛び火し、やむを得ず帰国する1937年まで、ジャーナリストとして、また広告マンとして中国に滞在し、中国と中国人に深い愛情をいだきつづけた米国人による同時代史である。辛亥革命期には革命側と清朝側の代表会談を直接取材、孫文に対する数次にわたるインタビュー……、「生き生きとしたユーモラスな想像力とあいまって、犀利な観察眼の持ち主」(林語堂の評)によって描かれるルポルタージュの数々。

編著者のことば
本書はまたルポルタージュ・歴史書としても全く古くなっていない。例えば歴史書としては未だかつてこれほど平明かつ自由闊達に中華民国の時代を述べた通史は書かれていない。……本書の判りやすさ、面白さはやはり一人の優れた観察者の主観によって統一されているところから生じるものであろう。(「訳者あとがき」より)

構成
序言/第1章 四億のモルモット/第2章 さらば辮髪/第3章 軍閥の時代/第4章 中華民国の父/第5章 国民革命と南京国民政府の樹立/第6章 建設の時代/第7章 虎視眈々/第8章 史上最大の要塞の建設/第9章 日本の侵略の仕方教えます/第10章 戦争がやってきた!/第11章 ガン・ホー 抗日戦を支えた生協運動/第12章 援蒋ルートを経て/第13章 共産主義の問題/第14章 未来の中国/訳者あとがき

■編著者紹介
カール クロウ(Carl Crow):1883~1945年。米国ミズーリ州ハイランド生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻、在学中より数紙の記者を務める。1911年『チャイナ・プレス』創刊に際し上海に渡る。第1次大戦後は上海で新聞や雑誌を発行、のちに広告業を営む。
山腰 敏寛(やまごし としひろ):1960年徳島県生まれ。1984年早稲田大学第一文学部東洋史学専攻卒業。1984年より徳島県の県立高等学校の講師・教諭として勤務。珠里亜会会員。編著書に『清末民初文書読解辞典』(1989年)がある。
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