中国の時空論―甲骨文字から相対性理論まで
劉文英 著／堀池信夫・菅本大二・井川義次 訳
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| 出版社：東方書店 |
| 出版年：1992年09月 |
| コード：00333 248p ISBN/ISSN 4-497-92362-2 |
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＜品切＞
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科学と哲学の間隙を探る！
時間空間とはなにかという問題は、古代から多くの科学者や哲学者を引きつけてきた。本書は、早くから科学や文化が独自の発展を遂げていた中国では時間や空間がどのように成立したのかを、漢字の成り立ちや古代神話、地方の少数民族の習俗から検証。さらに、中国人による時間空間のさまざまな認識や、時間空間と運動の関係、時間空間の多様な姿などを『老子』や『荘子』、あるいは『説文解字』その他の古典資料から説明する。本書はまさに中国の時間空間探勝旅行へのガイドブックであり、そこでは興趣溢れる天下の奇勝異観に出会うことができるであろう。
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■編著者紹介
劉 文英（りゅう ぶんえい リュウ ウェンイン）：1939年中国陝西省生まれ。中国人民大学哲学系卒業。現在、南開大学教授、同大学中国哲学研究中心主任、中国哲学史学会理事、中国周易研究会理事。中国古代哲学、人類の精神思惟を専攻。邦訳『中国の夢判断』（東方書店）ほか、『中国古代的意識観念』『中国古代的夢書』『漫長的歴史源頭―原始思惟与原始文化新探』など論著多数。堀池 信夫（ほりいけ のぶお）：1947年東京都生まれ。東京教育大学大学院博士課程単位取得退学。現在、筑波大学教授。文学博士。『漢魏思想史研究』『中国哲学とヨーロッパの哲学者』など編著書多数。菅本 大二（すがもと ひろつぐ）：1962年島根県生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。現在、梅花女子大学助教授。古代中国哲学に関する論文多数。井川 義次（いがわ よしつぐ）：1961年東京都生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。現在、琉球大学助教授。中国哲学の西欧に及ぼした影響に関する論文多数。
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