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西洋人の見た中国皇帝
矢沢利彦 著
出版社:東方書店
出版年:1992年05月
コード:00325   240p   ISBN/ISSN 4-497-92350-9
 
価格 2,030円
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正史にうかがい知れない明・清王朝の虚像と実像
16~18世紀の中国事情を、当時の中国を訪れた西洋人宣教師の視角から研究してきた著者による、“西洋人の見た中国”をテーマとするシリーズ第二弾。アダム=シャールをはじめとする宣教師たちのなかには、布教活動の公認を得ようと、暦・時計・大砲など最新の西洋科学技術をもたらすことにより、皇帝のそば近くに使え恩寵を受けた者も多い。科学技術の摂取とキリスト教布教公認の間で宣教師の受容に揺れ動く当時の政治状況を背景としつつ、皇帝権力庇護下にありながらも、外来の宣教師なるが故に皇帝権力の埒外にあった彼らの残した記録には、皇帝・その家族・宮廷生活などの諸側面にわたって、中国の正史からはうかがい知ることのできないことも多く、興味はつきない。当時の英・仏・蘭語文献を考証し、明清期の皇帝の実像に迫る。

編著者のことば
西洋人の見た中国皇帝像ということになると、人は誰しもブーヴェの『康煕帝伝』を脳裏に浮かべるであろう。この伝記は短いものではあるが、たしかに貴重な文献であり、たいへん面白いものである。しかしブーヴェが見た康煕像がすべての西洋人が見た康煕像とは言えない。ブーヴェとは違った角度からこの皇帝を描写した記録もある。そこで本書はことさらにブーヴェの著書には触れず、べつの康煕像の構成を行ってみた。来朝した西洋人が書いた記事をもとにしながら、できるだけオリジナリティのある読み物にするというのがわたしの一貫した方針であるからである。(「まえがき」より)

構成
まえがき
第一部 明清皇帝の実像と虚像
一 明・神宗万暦/二 明・熹宗天啓と毅宗崇禎/三 清・世祖順治/四 清・聖宗康煕/五 清・世宗雍正/六 清・高宗乾隆
第二部 皇帝権力の基盤をなす諸権
一 暦を作製する権/二 天地に犠牲を捧げる権/三 最終判決を下す/四 恩赦を与える権/五 税を減免する権/六 民に施与を行う権/七 民に栄誉を与える権
関連皇室系図/参考資料
あとがきに代えて―『康煕帝伝』と『乾隆帝伝』

■編著者紹介
矢沢 利彦(やざわ としひこ):1914年生まれ。1936年東京大学文学部東洋史学科卒業。1950年埼玉大学助教授、1957年同大学教授、1976年同大学を定年退職、名誉教授となる。著書に『北京四天主堂物語』(平河出版社、1987年)、『東西お茶交流考』(東方書店、1989年)、『西洋人の見た16~18世紀の中国女性』(東方書店、1990年)、『西洋人の見た16~18世紀の中国官僚』(東方書店、1993年)、訳書に『イエズス会士中国書簡集』(平凡社、1970~80年)、『チナ帝国史』(岩波書店、1983年)などがある。
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