石に刻まれた世界―画像石が語る古代中国の生活と思想
/東方選書21
林巳奈夫 著
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出版社:東方書店 |
出版年:1992年01月 |
コード:00312 212p ISBN/ISSN 4-497-92340-1 |
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図版で見る華夏文明のコスモロジー 中国各地から発掘される漢代の墓の内部は、画像石と呼ばれるさまざまな画像が刻された石板で彩られている。そこにいきいきと描き出されている当時の生活や習俗、神話や伝説は、漢代の人々が考えていた世界像に他ならない。それは文献資料などからは窺い知ることのできない古代人の世界そのものなのである。本書は、画像石に刻まれたさまざまな図像から100点以上を選んでテーマごとに分類し、その図版に基づいて漢代の生活や文化を紹介し、古代中国人の信仰・思想をわかりやすく解説する。2000年近く前の絵画とともに、古代中国世界の雰囲気を味わうことができる。
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■編著者紹介
林 巳奈夫(はやし みなお):1925年神奈川県生まれ。京都大学文学部史学科考古学専攻卒業。京都大学人文科学研究所助手、同助教授、同教授を歴任。現在、京都大学名誉教授。文学博士。『漢代の文物』(編)、『殷周青銅器綜覧』『漢代の神神』『中国古玉の研究』など編著書多数。
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