アヘン戦争から辛亥革命―日本人の中国観と中国人の日本観
王暁秋 著/小島晋治 監訳/中曽根幸子・田村玲子 訳
|
|
出版社:東方書店 |
出版年:1991年11月 |
コード:00310 280p ISBN/ISSN 4-497-91337-6 |
|
|
|
<品切>
現在品切れのため、ご注文を承ることができません。
|
|
|
|
|
日本と中国それぞれの「西洋」との出会い! 19世紀半ば、それまで「鎖国」と「閉関」政策により固く諸外国との交流を避けていた日本と中国は、同様に「西欧近代」に開国を迫られた。しかし、明治維新を断行し、日清戦争へと帝国主義の道を歩んだ日本、明冶維新を範とした戊戌維新を百日天下に挫折させ、列強に植民地的支配を許した中国、その後の両国の歩んだ道は同じではなかった。日中両国が対等の関係から、侵略・被侵略の関係に転じたこの時期、アヘン戦争・太平天国・戊戌維新・義和団運動・辛亥革命を日本人がどのように認識し、明治維新を中国人がはどのように認識していたかを、日中両国の当時の文献・史料を駆使して比較・検証する。
|
■編著者紹介
王 暁秋(おう ぎょうしゅう ワン シァオチウ):1942年上海生まれ。北京大学歴史系卒業。現在、北京大学歴史系教授、北京歴史学会、中日関係史研究会理事、北京中日文化交流史研究会常務理事。 小島 晋治(こじま しんじ):1928年茨城県生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学教養学部教授、神奈川大学外国語学部教授を歴任。著書に『太平天国革命の思想』(研文出版)、『洪秀全』(集英社)、『中国近現代史』(岩波書店、共著)などがある。 中曽根 幸子(なかそね さちこ):1954年生まれ。学習院大学大学院史専攻修士課程修了。 田村 玲子(たむら れいこ):1959年生まれ。学習院大学大学院史専攻修士課程修了。
|
|