唐詩のしらべ―唐詩歳時百首
加賀美文一 著
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| 出版社：東方書店 |
| 出版年：1991年10月 |
| コード：00309 184p ISBN/ISSN 4-497-91335-X |
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＜品切＞
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日本語で味わう唐詩のこころ！
詩はそれぞれの国語の韻律に従った韻文である。そして韻律には歌いやすく覚えやすいという特徴がある。古来日本では漢詩を訓読することによって受容してきたが、日本語で訓読することにより、平仄の配置、押韻、対句などの技法を用いた緊密な構成から生ずる漢詩本来の韻律が失われ、漢語混じりの散文となってしまうのは避けがたいことであった。しかし、韻文でなければ詩とは言えず、日本語のリズムにも合わない。春夏秋冬に分けて収めた唐詩の名作100首に、日本語の韻律に従って季節感を生かした訳を付した本書は、漢詩を歌いやすく覚えやすい詩本来の姿に戻すための試みであり、日本語による唐詩のしらべを新たな気持ちで味わうことができる。
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■編著者紹介
加賀美 文一（かがみ ぶんいち）：1915年山梨県生まれ。米国ハヴァフォード大学、慶應義塾大学卒業。三菱銀行勤務、兵役を経て、父業、日吉回遭店に勤務。現在、同社社長。横浜YMCA維持財団理事、横浜貿易協会理事などを歴任し、海事功労者、横浜港振興功労者として表彰を受ける。著書に『四季の唐詩』（東方書店）がある。
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