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日本・第三の開国―中国人記者のみた日本
李順然 著
出版社:東方書店
出版年:1990年12月
コード:00281   208p   ISBN/ISSN 4-497-90315-X
 
価格 1,601円
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知日派ジャーナリストが語る「日本」と「日本人」
黒船の襲来、敗戦、そして今、“第三の開国”。激動の20世紀末、経済大国から政治大国への歩みを早める日本は、政治的・経済的外圧の真っただ中、いかなる発言をしようとするのか? いかなる道を歩もうとするのか? 著者は、日本がアジア諸国への真の開国―アジア人を差別せず、蔑視せず、アジアを平等の目で見る開国を実現する願ってもないチャンスだと訴える。日本の四季、歴史・文化、さまざまな人々との出会いを通しての日本論は、ときには辛辣な日本批判も、世界とアジアの平和、そして中日の友好に果たす、日本の、日本人の役割への期待を込めた心やさしさにあふれる。東京生まれ東京育ちの著者が、40年ぶり2年半にわたる駐日記者として日本滞在中、折々の見聞を基につづったエッセー集。

編著者のことば
だれもが、これからの日本が中日友好の道を歩むことを、アジアの平和・友好・繁栄に役立つ道を歩むことを切に望んでいました。だれもが、これからの日本がアジアの国々を平等な眼・暖かい眼でみて、アジアの国々に真に心をひらくように切に望んでいました。もちろん、わたしもその一人ですが……。「第三の開国」の一行一行には、二十一世紀の日本がこうした願いにかなう国であって欲しいと思う気持ちが込められています。(「はじめに」より)

構成
はじめに/そんなに急いで……/神田の本屋さん/井上靖先生のお宅で/一ドイツ青年の投書/西の京の散策/日本・第三の開国/日本人残留孤児の養父母/新幹線の旅/電車のなかの居眠り/アジアを見る/北京の空 東京の空/東京のお正月/ジェローム先生とハナフォード先生/飛騨の高山と韓志和/国債と人際、国際と国粋/心のゆとり/変った東京、変らない東京/テレビのチャンネル選び/明るい二十一世紀を遺そう/猿之助と京劇/ことばのあいまいさ/東京の廖承志像/徳川家康と蝦夷錦/わたしの不安/地下鉄・タクシー・清掃車/徐福の伝説/八月の東京に想う/東京だけが日本じゃあらへん/けじめ―昭和から平成へ/東京あの花この花―再見 東京!/おわりに

■編著者紹介
李 順然(り じゅんぜん リ シュンラン):1933年東京生まれ。暁星・明治学院で学び、帰国後、北京放送局に勤務、東京支局長・日本語部部長などを歴任。中日関係史研究会理事、翻訳学教授。著書に『わたしの北京風物詩』(東方書店、1987年)、『中国 人・文字・暮らし』(東方書店、1996年)がある。
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