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西洋人の見た16~18世紀の中国女性
矢沢利彦 著
出版社:東方書店
出版年:1990年12月
コード:00284   208p   ISBN/ISSN 4-497-90313-3
 
価格 1,815円
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市井の女・後宮の女・花街の女・信者の女
16~18世紀の中国事情を、当時の中国を訪れた西洋人宣教師の視角から研究してきた著者による、“西洋人の見た中国”をテーマとするシリーズ第一弾。宣教師たちの残した記録を駆使し、容姿や衣服などの外形にはじまり、纏足や婚姻制など、多岐にわたって明清時代の中国女性の実像に迫る。文化摩擦の中で必死に布教活動を行った宣教師たちによる女性像は中国側資料ではうかがい知ることのできなかったことを明らかにする。特に著者が科挙・宦官・纏足と併せて中国の四大奇習とする「女性の家の奥深く―内と呼ばれる所に閉じ込める慣習」に触れる箇所は文化人類学的にも注目されるところである。中国のアマゾネス、財テクを行った徐光啓の娘、男女接触タブー下の布教活動といった興味をひくエピソードもいっぱい。
■編著者紹介
矢沢 利彦(やざわ としひこ):1914年生まれ。1936年東京大学文学部東洋史学科卒業。1950年埼玉大学助教授、1957年同大学教授、1976年同大学を定年退職、名誉教授となる。著書に『北京四天主堂物語』(平河出版社、1987年)、『東西お茶交流考』(東方書店、1989年)、『西洋人の見た中国皇帝』(東方書店、1992年)、『西洋人の見た16~18世紀の中国官僚』(東方書店、1993年)、訳書に『イエズス会士中国書簡集』(平凡社、1970~80年)、『チナ帝国史』(岩波書店、1983年)などがある。
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