日本考古学研究者・中国考古学研究論文集
樋口隆康 主編／蔡鳳書 訳
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| 出版社：東方書店 |
| 出版年：1990年03月 |
| コード：00269 348p ISBN/ISSN 4-497-90290-0 |
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日本の学者による中国考古学研究の成果を翻訳出版
本書は、中国考古学上における日本と中国との共同研究の基礎を固めることを目的とし、日本の学者による中国考古学関係の論文を6篇収録する。論文はいずれも比較的知名度の高いもの、あるいは中国考古学研究上、独自の見解をもつ重要なものである。中国語版（繁体字版）。国際交流基金研究助成刊行物。
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■編著者紹介
樋口 隆康（ひぐち たかやす）：1919年生まれ。京都大学文学部史学科卒。京都大学教授を経て、京都大学名誉教授、泉屋博古館館長、奈良県立橿原考古学研究所所長、シルクロード学研究センター所長を務める。著書に『ガンダーラへの道』（レグルス文庫）、『日本人はどこから来たか』（講談社現代新書）、『古代学への招待1』（共著）『シルクロードを掘る』（以上、大阪書籍）、『シルクロードから黒塚の鏡まで』『大陸からみた古代日本』（以上、学生社）などがある。
江上 波夫（えがみ なみお）：1906年生まれ。東京大学東洋史学科卒。東京大学名誉教授。日本オリエント学会会長。1991年文化勲章受賞。著書に『騎馬民族国家』など。
林 巳奈夫（はやし みなお）：1925年生まれ。京都大学文学部史学科卒。京都大学人文科学研究所教授を経て1989年停年退官。京都大学名誉教授。主著に『中国殷周時代の武器』（朋友書店）、『殷周青銅器綜覧1～3』（吉川弘文館）、『漢代の神神』（臨川書店）、『中国古玉の研究』（吉川弘文館）、『石に刻まれた世界』（東方書店）『中国文明の誕生』（吉川弘文館）。
伊藤 道治（いとう みちはる）：1925年生まれ。京都大学文学部卒。京都大学人文科学研究所助手を経て、神戸大学教授、関西外語大学教授を務める。著書に『古代殷王朝のなぞ』『中国社会の成立』『中国古代王朝の形成』など。
松丸 道雄（まつまる みちお）：1934年生まれ。東京大学東洋史学科卒。長年東京大学教授を務める。甲骨金文研究による殷周時代史を専攻する。編著に『甲骨文字』（奎星会出版部）、『東京大学東洋文化研究所蔵甲骨文字』（東京大学出版会）、『西周青銅器とその国家』（同）など。
横田 禎昭（よこた よしあき）：広島大学文学部史学科卒。現在島根県立大学教授。著書に、『中国古代の東西文化交流』（雄山閣）などがある。
蔡 鳳書（さい ほうしょ）：1960年北京大学考古学専攻卒業。山東大学歴史学系教授。著書に、『中日交流的考古研究』（斉魯書社）、翻訳に『日本人从何処而来』（山東大学出版社、原書：樋口隆康著『日本人はどこから来たか』）などがある
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