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詳細情報
中国語学管見 上製
石田武夫 著
出版社:東方書店
出版年:1987年07月
コード:00186   340p   ISBN/ISSN 4-497-87189-4
 
価格 4,400円
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中国語の音楽性を追究!
中国の現代詩を数多く引用しながら、一貫して中国語の音楽性を追究した、中国語学に関する論文20篇を収める。昭和29~46年に滋賀大学の学術誌『彦根論叢』人文科学特集号に発表したものを中心に、東亜同文書院の『華語萃編』を資料とした新稿「アクセント教室」一篇を加えたもの。付録として、ノンフィクション作家本田靖春氏による、著者の履歴を知る上で貴重なルポ「抗日学生にも慕われた満洲建国大学教授」を収録。

編著者のことば
本書は二篇を除くほか、筆者が滋賀大学の中国語担当教官として在職中、昭和二十九年三月から同四十六年十月の間、該大学の学術誌〈彦根論叢〉人文科学特集号に発表した中国語学に関する各稿に、若干の手を加えたものであって、形式と内容は各種各様である。……〈彦根論叢〉等の拙稿で現代詩が多く引用されているのは、その引用が中国語に潜在する音楽性の発掘に捷径と考えたからであって、ことに第一部の如きは、固より出発点は語学研究に在りとはいえ、或る意味では現代詩の解説書とも言えるわけで、現代詩研究家の閲読を得るならば、望外の幸と言わねばならない。(「自序」より)

構成
自序/凡例
第一部
(一)現代の散文詩 (二)現代の叙事詩 (三)現代詩と民謡 (四)現代詩とSONNET (五)順口順耳論 (六)現代詩におけるテンポ
第二部
(七)古今一貫せる音楽性 (八)対比の問題〔一〕 (九)対比の問題〔二〕 (十)声調の象徴性と中国人の思考形式 (十一)中国人の思考形式と現代詩 (十二)現代中国と其の言語
第三部
(十三)入声と客家語 (十四)客家語の関係書目解題 (十五)入声強勢考 (十六)中国の言語と音楽 (十七)音調と文法の間 (十八)中国言語学序論 (十九)中国言語学補説
第四部
(二十)アクセント教室
付録:抗日学生にも慕われた満洲建国大学教授(本田靖春)

■編著者紹介
石田 武夫(いしだ たけお):旧上海東亜同文書院卒業(第26期)、旧満州国政府語学検定試験委員、元京都大学文学部研修員、大阪市立大学文学部中文学科における中国語科教育法および音韻論の元非常勤講師、福井大学教育学部中国語学科における方言論および外書講読の元非常勤講師、元福井工業大学教授(中国語学・中国文学)、滋賀大学経済短期大学部名誉教授、老舎研究会会員。
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