中国の神獣・悪鬼たち―山海経の世界
上製
伊藤清司 著
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出版社:東方書店 |
出版年:1986年07月 |
コード:00163 272p ISBN/ISSN 4-497-86171-6 |
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未知なる空間に息づく超自然的存在を探る! 中国文明の黎明期、古代人の生活空間の外側には、野獣や猛禽・蝮蛇が跳梁跋扈する鬱蒼たる森林・荒漠たる原野=「外なる世界」が広がっていた。そこは善悪さまざまな超自然的存在―悪鬼・鬼神・怪神・怪獣・瑞獣が巣くう、神聖にして恐ろしい空間であった。本書は、「外なる世界」の山川沼沢とそこに棲む超自然的存在について誌した来歴不明の古書『山海経』を手がかりに、古代人と危険に満ちた未知の空間に息づく悪鬼怪神との相克のドラマを探るとともに、『山海経』が著された目的を明らかにし、古代中国民俗の一側面を浮かび上がらせる。
★本書は現在、下記の「増補改訂版」を販売しております。 中国の神獣・悪鬼たち 山海経の世界(増補改訂版)/東方選書44 伊藤清司 著/古代中国研究会 編 2013年06月
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■編著者紹介
伊藤 清司(いとう せいじ):1924年岩手県生まれ。慶應義塾大学卒業。現在、慶應義塾大学名誉教授、中国・雲南大学名誉教授。中国古代史、民族学専攻。文学博士。『中国の神話・伝説』(東方書店)、張光直『古代中国社会』(共訳、東方書店)他、『日本神話と中国神話』『中国民話の旅から』『昔話伝説の系譜』『死者の棲む楽園』『サネモリ起源考』など著訳書多数。
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