明末の風雲児 鄭成功
寺尾善雄 著
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| 出版社：東方書店 |
| 出版年：1986年06月 |
| コード：00159 280p ISBN/ISSN 4-497-86164-3 |
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「国姓爺」―その波乱万丈の生涯！
近松門左衛門の「国姓爺合戦」で有名な鄭成功は、三国の諸葛孔明、南宋の文天祥らと並び、日本で人気の高い中国人であろう。彼らに共通していることは、誠忠無比、清冽高邁、純一無雑で身辺も清く、ひたすら劣勢の君国のために尽くし、しかも志半ばにして倒れた悲劇的な生涯を送ったという点である。鄭成功の場合は、これに加えて、日本人を母に持ち、日本で幼少時を過ごしたという親近感も手伝って、独特の人気を博した。本書は、その鄭成功の誕生から、滅清復明の旗を掲げての挙兵、台湾攻略から死に至る波瀾万丈の生涯を、日中の資料を駆使して描く。
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■編著者紹介
寺尾 善雄（てらお よしお）：1923年岡山県生まれ。東京外語（現東京外国語大学）中国語文学科卒業。夕刊岡山新聞社、産業経済新聞社、秋田書店を経て文筆業。1987年没。『宦官物語』『戦国策をよむ』（いずれも東方書店）のほか、『中国文化伝来事典』『中国名言物語』、陳忱『水滸後伝』など著訳書多数。
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