シンポジウム好太王碑―四、五世紀の東アジアと日本
上製
三上次男・賈士金・方起東・佐伯有清・王健群・李進煕・西嶋定生・武田幸男・上田正昭 著/東方書店 編
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出版社:東方書店 |
出版年:1985年12月 |
コード:00149 264p ISBN/ISSN 4-497-85156-7 |
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東北アジア史解明の鍵に挑む! 1870年代、高句麗の広開土王(好太王。在位391~412年)を讃えた碑が現在の中朝国境付近で発見された。そこに刻まれた碑文は、各地で民族国家が成立しつつあった当時の東北アジア史を解明するための第一級の同時代史料である。これまで各国の研究者たちがこの碑をめぐってさまざまな説を唱えてきたが、不完全な拓本に依拠した推理が多く、確固とした定説は現れていない。本書は、1985年1月に開催された公開シンポジウムの全記録である。碑の実態、碑文に精通する現地の研究者を含む中国・朝鮮・日本の学者たちが意見を交わし合い、好太王碑をめぐる謎に迫る。
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■編著者紹介
三上 次男(みかみ つぎお):1907年京都府生まれ。東京大学文学部東洋史学科卒業。 賈 士金(か しきん):1930年中国吉林省生まれ。東北師範大学地理学部卒業。 方 起東(ほう きとう):1939年中国上海市生まれ。西北大学考古学部卒業。 佐伯 有清(さえき ありきよ):1925年東京都生まれ。東京大学文学部大学院修了。 王 健群(おう けんぐん):1927年中国遼寧省生まれ。東北師範大学歴史学部卒業。 李 進煕(リ ジンヒ):1929年朝鮮慶尚南道生まれ。明治大学大学院修士課程(考古学専攻)修了。 西嶋 定生(にしじま さだお):1919年岡山県生まれ。東京大学文学部東洋史学科卒業。 武田 幸男(たけだ ゆきお):1934年山形県生まれ。東京大学文学部東洋史学科卒業。 上田 正昭(うえだ まさあき):1927年兵庫県生まれ。京都大学文学部卒業。
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