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詳細情報
日中友好百花 上製
さねとうけいしゅう 著(実藤恵秀先生著『日中友好百花』刊行会刊/東方書店発売)
出版社:東方書店
出版年:1985年05月
コード:00142   300p   ISBN/ISSN 4-497-85144-3
 
価格 3,300円
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近代日中文化交流史研究の第一人者による論文集!
今では何のふしぎもなく用いられている「日中友好」ということばの創始者で、日中友好協会の名付け親でもあり、自身も日中友好運動の先頭に立つとともに、戦争責任の問題をふまえ、学問の面から多くの業績を残した著者による晩年の論文30余編を収録。巻末の「さねとうけいしゅう著作目録」(小川博編)は雑誌・単行本・翻訳書にわたる著者の膨大な著作を詳細かつ正確に記しており、日中文化交流史研究において貴重な資料となる。著者自ら本書を編纂し刊行の準備を進めている矢先に亡くなったことは、まさに、最後まで「現役」として、88年の生涯を学問一筋に生きてきた著者にふさわしいものということができる。別冊として著者に対する追悼文9編を付している。

編著者のことば
友好にもいろいろある。何千人という青年を船でつれてゆくという大友好運動、ささやかながら、一代二代とつづいてゆく友好。どちらも、けっこう。ここに登場するのは、後者である。子々孫々友好をつづけるといってもかならずしも血族的とはかぎらない。ある世代の人々、つぎの世代の人々とつづけてゆく。これも、けっこう。これも子々孫々連続下去だ。(「本文」より)

構成
『日中友好百花』について(安藤彦太郎)/実藤さんを偲ぶ(汪向栄)
留学
相互留学のはじまり/ふたたび中国留学生をむかえる/中国留学生歓迎会/早稲田大学における中国留学生教育/日本学生と中国留学生/中国留日学生の二大貢献
翻訳
日中文献翻訳交流/譚汝謙博士の日中翻訳史を読む/日中協力の成果
研究
中国版《文学興国策》について/師弟苦難二五年の記念碑―倉石武四郎/香港シンポジウム/中国における日本語研究の躍進/戦前、戦後の中国語教育の変遷
討論
横あいから―羅興典氏の和歌漢訳論について/和歌漢訳論争/和歌の格調と漢訳/俳句の漢訳について
反省
中国文化財の返還/日本学術会議に要望する/中国から「略奪」した研究資料の処理について/《中国人 日本留学史》中国語訳本の序/中国図書返還問題/学者よ、学者たれ!
友好
会名の由来/めずらしい魯迅の書/「人境廬」の??額/日中交遊三重奏/わたくしと《音楽小雑誌》/土岐先生と中国/研究室と飛行機
父・けいしゅうを語る(実藤遠)/さねとうけいしゅう著作目録/著者略歴
別冊:さねとうけいしゅう追悼集(洪淳昶/譚汝謙/南恵澄/佐藤三郎/中村忠行/斉藤秋男/六角恒廣/横山宏/小川博)

■編著者紹介
さねとう けいしゅう(さねとう けいしゅう):1896年広島県生まれ。早稲田大学文学部、東京外国語学校専修科(中国語)卒業。早稲田大学、聖徳学園短期大学教授を歴任。日中交流史・中国近代文化、中国語学、文学など広い分野にわたり業績がある。1985年没。『中国人日本留学史』(くろしお出版)『中国留学生史談』(第一書房)『日本訳中国書綜合目録』(香港中文大学出版社)など編著書多数。
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