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詳細情報
漢とは何か /東方選書58【最新刊】
岡田和一郎,永田拓治 編
出版社:東方書店
出版年:2022年03月
コード:22203   268p   ISBN/ISSN 9784497222039
 
価格 2,420円
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中国史上において、漢王朝がどのように規範化されていったのか――前漢から唐までを区切りとして明らかにする。
本書は、世界史的視野の中で再検討が迫られる漢王朝のイメージを、前漢から唐までの時間軸と、中国を中心とする空間軸から把握することを目的とする。
漢王朝は中国史上のモデル・規範とされた点において、ヨーロッパにおける古代ローマと並び称される存在であるが、後世における漢王朝像を解明しなければ、なぜ中国史上で漢王朝がモデルとなったのかを知ることができない。本書では、各時代における漢王朝像を検討することで、中国史上において漢王朝がどのように認識され、規範化されていったのかを明らかにしていく。

編著者の言葉
「漢とはいったい何だろうか」
中国史上において漢王朝がどのように規範化されていったのか明らかにすることをテーマとしたが、時代が近いからといって「漢」が色濃く意識される訳ではなく、時間軸の距離感にかかわらず、「漢」が各時代の人々から忘れ去られることなく、各時代の思惑のなかで姿を変え、存在し続ける様子を感じとっていただければ幸いである。
この本書の試みは、現代中国や日本列島・朝鮮半島で用いられた「漢」概念の理解へと応用することを前提としている。各時代の漢王朝像とそこから発生した「漢」概念との関係性を検討することで、はじめて歴史上における「漢」概念の展開過程を正確に位置づけることが可能となる。「漢」概念の受容と対峙を手がかりに、近年議論が停滞気味の東アジア史という枠組みについて、改めて議論を展開する呼び水となることを期待したい。

構成
まえがき 岡田和一郎

第一章 集団から帝国へ─―前漢 福永善隆
 コラム 劉邦の伝承とその影響

第二章 懐旧と称揚の狭間――後漢 渡邉将智
 コラム 孫呉から見た「漢」制

第三章 「漢」を継ぐもの――三国西晋における「漢」 永田拓治
 コラム 「漢」的時間の継承――時の支配

第四章 漢との距離感――五胡十六国 小野響
 コラム 蜀漢という漢――劉淵と劉曜から見た漢帝国

第五章 漢から周へ――東晋南朝 戸川貴行
 コラム 天下の中心の測り方

第六章 儀表としての漢――北魏の領域と漢の領域 堀内淳一
 コラム 北魏と南朝の元号

第七章 漢王朝へのまなざし――唐王朝における先行王朝と故事 岡田和一郎
 コラム 内から見た「漢」、外から見た「漢」

本書で登場する主な漢籍の解説 堀内淳一
あとがき 永田拓治
■編著者紹介
福永善隆(ふくなが・よしたか) 鹿児島大学法文教育学域法文学系准教授 
渡邉将智(わたなべ・まさとも) 就実大学人文科学部准教授 
永田拓治(ながた・たくじ) 阪南大学国際コミュニケーション学部教授 
小野響(おの・ひびき) 日本学術振興会特別研究員PD(京都大学大学院人間・環境学研究科) 
戸川貴行(とがわ・たかゆき) お茶の水女子大学基幹研究院人文科学系准教授 
堀内淳一(ほりうち・じゅんいち) 皇學館大学文学部准教授 
岡田和一郎(おかだ・やすいちろう) 京都府立大学共同研究員
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