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書と思想 歴史上の人物から見る日中書法文化 /東方選書51
松宮貴之
出版社:東方書店
出版年:2019年04月
コード:00861   336p   ISBN/ISSN 9784497219039
 
価格 2,200円
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現代に行われる「臨書」と古代における「臨書」に対する思念の違いをはじめとして、古代から近現代までの歴史上の人物の「書」に現れる「思想」を時代、地域、文化等のそれぞれの背景のもとに解き明かす。本書は、日本と中国の歴代の能書家37人に「甲骨・金文」「竹帛書」「法隆寺釈迦三尊像光背銘」を加え時代順に配し、約170点の図版とその釈文を収録する。

著者の言葉
書と思想の関係を考えるに、それは、書が、「思惟の痕跡」である以上、永久に切っても切れない関係であろう。(中略)そしてその真理を内包する芸術は、「文学」であっても、「絵画」であっても、そして「書」であっても、その「誠さ」故に、きっと多くの人々に感動を与えるものであるだろう。(「あとがき」より)

構成:
まえがき
第1部 上古三代~六朝
1 甲骨・金文・殷墟簡牘
2 竹帛書
3 張芝(?-192)
4 鍾繇(151-230)
5 王羲之(303-361)
6 王献之(344-388)

第2部 隋~唐/飛鳥~平安前期
7 欧陽詢(557-641)
8 聖徳太子(574-622)
9 法隆寺釈迦三尊像光背銘(623)
10 光明皇后(701-760)
11 顔真卿(709-785)
12 最澄(767-822)
13 空海(774-835)
14 嵯峨天皇(786-842)
15 橘逸勢(?-842)
16 小野道風(894-967)
17 藤原佐理(944-998)
18 藤原行成(972-1028)

第3部 宋~元/平安後期~室町
19 蘇軾(1036-1101)
20 米芾(1051-1107)
21 朱熹(1130-1200)
22 趙孟頫(1254-1322)
23 伏見天皇(1265-1317)
24 尊円親王(1298-1356)

第4部 明~清/戦国~江戸
25 王陽明(1472-1528)
26 千利休(1522-1591)
27 董其昌(1555-1636)
28 北島雪山(1636-1697)
29 荻生徂徠(1666-1728)
30 乾隆帝(1711-1799)
31 包世臣(1775-1855)
32 頼山陽(1780-1832)

第5部 清末~民国・共和国/幕末~明治・大正
33 副島種臣(1828-1905)
34 富岡鉄斎(1837-1924)
35 日下部鳴鶴(1838-1922)
36 北方心泉(1850-1905)
37 沈曽植(1850-1922)
38 蔣介石(1887-1975)
39 郭沫若(1892-1972)
40 毛沢東(1893-1976)

あとがき
参考文献
図版出典一覧
年表

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■編著者紹介
松宮貴之(まつみや・たかゆき) 一九七一年生まれ。東京学芸大学芸術課程書道専攻卒業。二松學舍大学文学部博士前期課程中国学専攻修了、中国北方交通大学(後の北京交通大学)に語学留学。その後、立正大学文学部博士後期課程国文学専攻、満期退学。現在は国際日本文化研究センター共同研究員、立命館大学衣笠総合研究機構客員研究員、佛教大学文学部非常勤講師、西安培華学院客員教授を務める。専門は書論、日中文化交流史、政治思想史。主な著書に、『中国の政治家と書―激動の時代を生きた政治家達の残したもの―』(雄山閣、二〇一七)、『政治家と書―近現代に於ける日本人の教養―』(雄山閣、二〇一四)、『なぜ書には、人の内面が表われるのか』(祥伝社新書、二〇一二)、『書論の文化史』(雄山閣、二〇一〇)など、共著に『日本文化事典』(丸善出版、二〇一六)、『建築と権力のダイナミズム』』(岩波書店、二〇一五)などがある。
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