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東アジア海をめぐる交流の歴史的展開 /学習院大学東洋文化研究叢書 上製
鐘江宏之,鶴間和幸 編著
出版社:東方書店
出版年:2010年12月
コード:00703   328p   ISBN/ISSN 9784497210166
 
価格 4,400円
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学習院大学東洋文化研究所の研究プロジェクト「東アジア前近代における文化交流」をまとめたもの。「東アジア海」を中心にした視点から、日本・中国・韓国の国境を超えた文化交流の痕跡をたどる。

編著者のことば
近年の東アジア社会を視野に入れた歴史研究の進展は、どの時代においてもその内容を深めつつある。研究者個々人の問題意識の深化に加え、研究環境の上でも各国の史料や文献の利用の便が進んできた。かかる状況において、研究者相互の、内実を持った交流が今後ますます求められていくことになるだろう。本プロジェクトの成果は、まだまだ研究交流の姿としては未熟な面が多いであろうが、今後につながる歩みとして、踏み出した足跡を本書のうちにとどめておくことにしたい。多くの論点を携えた本書が、さまざまな分野での研究発展の糸口となることを願っている。(まえがきより)

構成
まえがき 鐘江宏之
日本武器型青銅器と中国戦国時期三晋青銅武器との接点を訪ねて
            ― 兼ねて「物勒工名」形式銘文の一事例 ― 下田誠
秦漢帝国と東アジア海海域 鶴間和幸
四世紀における韓半島の気候変動と碧骨堤 李相勲(加藤美蘭訳)
藤原京造営期の日本における外来知識の摂取と内政方針 鐘江宏之
長登銅山にみる日本古代の銅の流通と輸送経路 畑中彩子
長岡・平安遷都と百済王氏  小宮山嘉浩
「游女」の誕生 ― 『昌泰元年歳次戊午十月廿日競狩記』と文人貴族 ―
大多和朋子
高麗時代の対外関係の諸相 張東翼(金志虎・島暁彦・高木理訳)
高麗時代の官人における落職と復職 李志淑(趙真慧訳)
一五世紀の室町幕府と日本列島の「辺境」 家永遵嗣
室町期における備前国児島山伏の活動と瀬戸内水運 近藤祐介
東アジア海国際港としての蔚山の地位とその変化 禹仁秀(島暁彦訳)
清入関前東アジア国際秩序の再編と日本 洪性鳩(橋本繁訳)
世方化と東アジアの経済特区の比較
 ― 韓国の仁川松島と中国の浦東新区を事例として ―  李宝栄(李正勲訳)
あとがき 鶴間和幸

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