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詳細情報
中国官印制度研究 上製
片岡一忠
出版社:東方書店
出版年:2008年11月
コード:00668   512p   ISBN/ISSN 9784497208057
 
価格 13,200円
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秦朝に成立した官印制度が中国の歴代王朝において如何に運用されたか、また如何に変化してきたかを解明。特に官印制度が集大成された清朝の制度について詳しく研究する。

構成
序章:
第Ⅰ部 中国歴代王朝の官印制度――秦朝~明朝
第1章 官印制度成立前史:「印は信なり」
第2章 秦朝の官印制度:中国官印制度の成立
第3章 漢朝の官印制度
第4章 魏晋南北朝の官印
第5章 隋朝・唐朝の官印制度
第6章 五代・宋朝の官印:九畳篆印の登場
第7章 遼・金・西夏の官印制度:民族文印の登場
第8章 元朝の官印:多様な官印
第9章 明朝の官印制度:関防印の登場
第Ⅱ部 清朝の官印制度
はじめに
第1章 満文印から満漢文合璧印へ
第2章 清朝官印制度の完成
第3章 清朝官印制度の特徴
第4章 官印に係わる諸規定
第5章 乾隆十三年改編以降の官印制度の変化
第6章 紫禁城の「漢文」化
終 章
附篇Ⅰ 朝賀規定からみた清朝と外藩・朝貢国の関係
附篇Ⅱ 日清間の条約文書にみえる日清両国の官印――清朝官印制度の変化の一齣
附篇Ⅲ 紹介:故宮博物院編『明清帝后寶璽』
史料・研究論著及び官印収録文献一覧
あとがき
官印図版
索  引

■編著者紹介
1946年高知県生まれ、1969年大阪教育大学教育学部卒業、1975 年東京教育大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学、東京教育大学文学部助手、大阪教育大学助教授等を経て、現在、筑波大学大学院人文社会科学研究科教授、文学博士。編著書:『天津五四運動小史』(「五四運動の研究」第一函2)(同朋舎出版、1982 年)、『林出賢次郎将来新疆省郷土志三十種』(編著:朋友書店、1986 年)、『清朝新疆統治研究』(雄山閣出版、1991 年)
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