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詳細情報
雲南・食と文化 日本と中国の架け橋 上製
御膳房 編
出版社:東方書店
出版年:2005年06月
コード:00633   240p   ISBN/ISSN 4-497-20505-3
 
価格 1,980円
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中国・雲南は米と茶の原産地とも言われ、日本文化と共通点が多いことで知られる。亜熱帯~亜温帯と多様な気候に恵まれ、動植物の宝庫として有名な雲南の特徴を生かした山菜やきのこ、薬草をふんだんに使った特徴ある料理を、少数民族の独特な風俗をまじえながら紹介する。中国を撮りつづけるカメラマン斉藤康一氏、同じく伊藤真理氏による少数民族の風俗を中心とする写真、作家・立松和平氏、料理研究家・木村春子氏、田中康夫長野県知事、加藤紘一衆議院議員ら多彩な人びとによる雲南の自然や芸術をまじえながらの食文化への讃辞と、雲南の魅力がいっぱい。

編著者のことば
私は、湖北省生まれですが、学生のころから雲南に憧れ、中国外務省に勤めてからも何度となく雲南に足を運びました。その後、駐日中国大使館文化部に配属され日本で暮らすことになりますが、外務省を辞した後、御膳房を開くことになりました。雲南に対する憧れと日本に対する熱い思いを、私は、おいしく、しかも日本の文化に合った雲南料理を食べてもらうことに注いできたつもりです。そして、食べ物という具体物を通じて、日本と雲南との心の橋渡しをすることについて真剣に考えるようになりました。……御膳房を介して、これからも日本と中国のすばらしい関係を願って、本書を上辞します。(「あとがき」より)

構成
カラー口絵 雲南百景 写真/文:齋藤康一(写真家)

日本と中国との架け橋
「過橋米線」対談 立松和平(作家)vs 徐耀華(御膳房店主)
日本と中国の新しい関係を構築しよう 加藤紘一(自由民主党衆議院議員)
ユナイテッド・インディビデュアルズでいこう 田中康夫(長野県知事)
平和と発展、そして協力 黄星原(中華人民共和国駐日本国大使館参事官)

雲南回遊 郭あおい[写真:伊藤真里(写真家)ほか]
滇中地域
春城と呼ばれる雲南省都・昆明
虎を先祖として尊ぶイ族の松明祭り/イ族の食文化
滇北西地域
風・花・雪・月の地として知られる大理
人生の味を伝えるペー族の三道茶/ペー族の食文化
「生薬の郷」と称される世界遺産の古都・麗江
特有のドンパ文化を持つナシ族/結婚をしない自由恋愛派のモソ人/ナシ族の食文化
伝説中のシャングリラ・廸慶
密教と共に生きるチベット族/チベット族の食文化
神秘的な東方の大峡谷・怒江#どこう#
リス族の春の温泉祭り「澡塘会」/リス族の食文化
滇西地域
南西シルクロードの貿易拠点・保山と徳宏
チンポー族のスパイスの恋文/チンポー族の食文化
滇南西地域
お米とお茶のルーツといわれるシーサンパンナ
美しい姿態を誇るタイ族の孔雀ダンス/タイ族の食文化
滇南東地域
過橋米線と汽鍋鶏の発祥地・紅河
ハニ族の三大祭り/ハニ族の食文化
「田七の郷」といわれる田七人参の産地・文山
刺繍が鮮やかなミャオ族の衣裳/ミャオ族の食文化

御膳房のレシピより(カラー)

雲南と私
あこがれの「四時如春」 早野透(朝日新聞編集委員)
御膳房が育んだ「食」「農」ネットワーク 山田俊男(全国農業協同組合中央会専務理事)
御膳房と大地を守る会 藤田和芳(大地を守る会会長)

あとがき 徐耀華

[コラム]
日本の中国料理店 木村春子(料理研究家)
失ってきたもの・残すもの・創造するもの 見城美枝子(青森大学社会学部教授

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