能における「中国」
上製
王冬蘭 著
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| 出版社：東方書店 |
| 出版年：2005年01月 |
| コード：00629 208p ISBN/ISSN 4-497-20501-0 |
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能と中国文化についての総合的研究日本の古典劇である能の中には中国題材の曲が少なからずあり、能楽論の中にも中国題材の能についての論述が散在している。本書は能における中国文化の受容についての研究書である。内容は主として、能および能楽論中の中国題材の曲とそれについての論述の概況、能における中国元曲起源説、いくつかの中国題材の曲に関する出典考証、能「猩々」における猩々と中国書物から出た猩々のイメージの異同などである。今まで能楽研究においても、中国題材の能についての出典考証などの論文はいくつかあったが、本書は、「能における中国」をテーマとした能と中国文化についての総合的研究書である。
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■編著者紹介
王 冬蘭（おう とうらん）：1951年中国ハルピン市に生まれる。1983年黒竜江省芸術学校（シナリオ専攻）卒業､黒竜江省文化芸術幹部学校芸能史教員に就任。1985年来日。1995年大阪大学文学研究科芸術学専攻博士課程を修了。現在、帝塚山大学経済学部（語学）助教授。主な著作は、テレビドラマ脚本「斑斕世界」（共著、1986年中国中央テレビ放送局で放送）、『世阿弥』（山崎正和著、中国海天出版社、1995年、訳）、『風姿花伝』（翻訳：世阿弥著、中国社会科学出版社、2000年）、『鎮魂詩劇―世界文化遺産 日本古典戯
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