中国人の見た明治日本 東遊日記の研究
上製
佐藤三郎 著
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| 出版社：東方書店 |
| 出版年：2003年11月 |
| コード： 264p ISBN/ISSN 4-497-20310-7 |
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明治期日本へ向けられたまなざしを読む！
中国人が朝鮮や日本を旅行した際の日記や報告書を「東遊日記」と総称する。本書は、明治時代の日本を対象とした「東遊日記」から12篇を選び、著された時代背景や著者の人となり、内容の一部を紹介する。当時、明治維新を経て近代国家への道を歩みつつあった日本に対して、清朝は欧米列強からの圧力と国内の動揺に苦しんでいた。本書で紹介する12篇は知名度も著された目的も異なっているが、そこからは憧憬、共感、誤解、反発、批判など、中国の知識人から日本へ寄せられたさまざまな視線と同時に、明治期日本の一面を窺うこともでき、日中関係史を考察する上で貴重な資料を提供している。
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■編著者紹介
佐藤 三郎（さとう さぶろう）：1912年山形県生まれ。東京帝国大学卒業。北京近代科学図書館司書、山形大学教授、国士舘大学教授を歴任。現在、山形大学名誉教授。『近代日中交渉史の研究』『清国人日本留学日記』（共著）他論著多数。
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