詩語のイメージ―唐詩を読むために
上製
後藤秋正・松本肇 編
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出版社:東方書店 |
出版年:2000年11月 |
コード:00562 432p ISBN/ISSN 4-497-20022-1 |
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ことばで読み解く唐詩の世界! 本書は、唐詩に見えるいくつかの詩語を取り上げ、詩人が用いたことばの先行用例を系統的にたどって、辞書からだけでは明らかにすることのできない独特の用法を抽出するとともに、時代による変容や新たな発展の過程をも考察する。第1章は大空に関わりのある詩語、第2章は自然の風景に関する詩語、第3章は孤独の表白や自由へのあこがれを表す詩語、第4章は人間の生活や感情に関する詩語、第5章は日常世界からの逸脱や非日常的な現象に関する詩語を取り上げる。各項目は、それぞれ独立の論文としても読むことが可能。ことばが帯びているイメージの内実を把握し、漢詩を理解するために不可欠の1冊。
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■編著者紹介
後藤 秋正(ごとう あきのぶ):1947年静岡県生まれ。北海道教育大学札幌校教授、中国・哈爾浜師範大学名誉教授。『陸機詩索引』、『漢詩漢文名言辞典』(分担執筆)、『中国中世の哀傷文学』など編著書多数。 松本 肇(まつもと はじめ):1946年福島県生まれ。筑波大学教授。『中唐文学の視角』(共編)、『柳宗元研究』、『唐宋の文学』など編著書多数。 安藤 信廣(あんどう のぶひろ):東京女子大学教授。 加固 理一郎(かこ りいちろう):横浜市立大学講師。 加藤 敏(かとう さとし):千葉大学教授。 河田 聡美(かわだ さとみ):元明治大学非常勤講師。 小松 建男(こまつ たてお):筑波大学助教授。 桜田 芳樹(さくらだ よしき):北陸大学教授。 高橋 明郎(たかはし あきろう):香川大学教授。 谷口 真由実(たにぐち まゆみ):長野県短期大学講師。 玉城 要(たまき かなめ):作新学院女子短期大学助教授。 中野 将(なかの しょう):北九州大学助教授。 樋口 泰裕(ひぐち やすひろ):筑波大学大学院。 増野 弘幸(ますの ひろゆき):大妻女子大学助教授。
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