江戸時代の日中秘話
／東方選書5
大庭脩 著
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| 出版社：東方書店 |
| 出版年：1980年05月 |
| コード：00092 256p ISBN/ISSN 4-497-00055-9 |
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歴史の常識を覆し、江戸文化の実相を探る！
江戸時代の鎖国体制の中、オランダと中国の船が長崎に入港を許されていたことは広く知られている。日本の文化は中国から多大な影響を受けているが、渡航した日本人ではなく、中国人がもってきた中国の文化や物産を直接受容したことが江戸文化の大きな特徴の一つであった。本書は、中国船が運んできた書物、禁書の吟味、新井白石が注文した明律書、象まで輸入した将軍吉宗等々、歴史の陰に隠れた余話（資料）の数々にスポットをあてることによって江戸時代の日中関係史を見直し、従来の常識を覆す。
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■編著者紹介
大庭 脩（おおば おさむ）：1927年大阪生まれ。1950年龍谷大学卒業。1953年龍谷大学大学院修了。三田学園高等学校教諭、聖心女子大学（小林分校）助教授、関西大学助教授、同教授を経て、現在皇學館大学大学院教授、関西大学名誉教授、近つ飛鳥博物館館長。文学博士。『秦漢法制史の研究』『江戸時代における中国文化受容の研究』（日本学士院賞受賞）『木簡』（編著）『漢簡の基礎的研究』（編）など編著書多数。
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