ブルース・リー 李小龍の栄光と孤独
/ちくま文庫
四方田犬彦
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出版社:筑摩書房 |
出版年:2019年07月 |
コード: 416p ISBN/ISSN 9784480435989 |
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ブルース・リーこと李小龍は、単なるクンフー俳優ではない。香港映画界に天才子役としてデビュー。メロドラマで観客の紅涙を絞らせ、アクション映画の地図を塗り替えた。享年32歳。疾風のごとき人生。アジア人の容貌ゆえにハリウッドでは差別され、ドイツ人の血を受けていたため、香港でも疑惑の眼を向けられた。この天才俳優の全作品を分析、洋の東西を越えたその哲学を論じる、アジア映画研究の決定版。
目次: 第1部 李小龍以前と以後李小龍の生涯
第2部 『金門女』一九五〇年代の香港映画界 『細路祥』と『苦海明燈』 『慈母涙』から『人海孤鴻』 童星とは何か アメリカでの武者修行 李小龍の著述活動 ハリウッドでの活躍)
第3部 (香港功夫映画のあゆみ 『唐山大兄』(『ドラゴン危機一発』)―移民労働者 『精武門』(『ドラゴン怒りの鉄拳』)―抗日ナショナリズム 『猛龍過江』(『ドラゴンへの道』)―西欧との対決 『死亡遊戯』―修復と神話化 李小龍の行動様式 ナショナリズムと香港の表象 李小龍の後に ブルース・リーとイエス
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