茶道のベースとなる「抹茶」や「煎茶」。中国からチャという植物と、それを飲む方法が渡来し、日本で茶の生産が始まり、茶を飲む文化が「茶の湯」や「煎茶道」として形づくられていく過程を、最新の研究成果をふまえて、ていねいにたどります。 〈目次〉 第1章 平安時代―第一の伝来・唐風喫茶文化と煎茶法 第2章 鎌倉時代―第二の伝来・宋風喫茶文化と点茶法 第3章 室町時代―茶の生産の広がりと一般化 第4章 戦国時代~安土桃山時代―第一の改革・覆下栽培による抹茶の登場 第5章 江戸時代―その1トップブランド宇治茶 第6章 江戸時代―その2揉み茶の伝来と展開 第7章 近・現代―海外市場へ
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