チベット幻想奇譚
星泉,三浦順子,海老原志穂 編訳
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出版社:春陽堂書店 |
出版年:2022年04月 |
コード: 274p ISBN/ISSN 9784394190271 |
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チベットの現代作家たちが描く、現実と非現実が交錯する物語
伝統的な口承文学や、仏教、民間信仰を背景としつつ、いまチベットに住む人々の生活や世界観が描かれた物語は、読む者を摩訶不思議な世界に誘う―― 時代も、現実と異界も、生と死も、人間/動物/妖怪・鬼・魔物・神の境界も超える、13の短編を掲載した日本独自のアンソロジー
目次: まえがき(三浦順子)
Ⅰ まぼろしを見る 人殺し/ツェリン・ノルブ カタカタカタ/ツェラン・トンドゥプ 三代の夢/タクブンジャ 赤髪の怨霊/リクデン・ジャンツォ 解説(海老原志穂)
Ⅱ 異界/境界を超える 屍鬼物語・銃/ペマ・ツェテン 閻魔への訴え/エ・ニマ・ツェリン 犬になった男/エ・ニマ・ツェリン 羊のひとりごと/ランダ 一九八六年の雨合羽/ゴメ・ツェラン・タシ 解説(三浦順子)
Ⅲ 現実と非現実のあいだ 神降ろしは悪魔憑き/ツェラン・トンドゥプ 子猫の足跡/レーコル ごみ/ツェワン・ナムジャ 一脚鬼カント/ランダ 解説(星泉)
おわりに(星泉)
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