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俠の歴史 東洋編(上)
鶴間和幸
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出版社:清水書院 |
出版年:2020年04月 |
コード: 336p ISBN/ISSN 9784389501228 |
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士は己を知る者のために死す、「俠」とは、おとこ気。おとこだて、いさみはだの女。 儀に富み強気をくじき弱気きを助ける勇者のこと。 歴史上無数にいる「俠者」から「これぞ」という生き方や死に様をした人物を精選して掲載。 清水書院の歴史シリーズ『悪の歴史』の姉妹編登場! 孔子をやり込めた大盗賊盗跖、始皇帝の暗殺に挑んだ荊軻、劉備に命を捧げた関羽・張飛……中国古代に異彩を放った任俠、游侠の勇者の生き様とその死を描く。
序───中国古代の任俠─鶴間和幸 「俠の歴史」に寄せて─増淵龍夫の任俠研究─土屋紀義
盗跖 孔子も逃げ出す最兇の哲学者─竹内康浩 子路 俠気の必要性を身を以て示した儒者─高木智見 戦国時代の封君と任俠たち 『史記』に描かれた─藤田勝久 曹沫 刺客か、知恵者か─村松弘一 専諸 「刺客」の誕生、加えられる伝説─村松弘一 豫譲 「己を知る者」のために死んだ「国士」─濱川 栄 荊軻 最後の刺客の醸成される「俠」、共感される「俠」─村松弘一 卜式 「自由な市場」を守り抜こうとした羊飼い─濱川 栄 呂母 歴史を動かした女俠たち─佐々木満実 張倹 俠なる人々に守られた党人─小嶋茂稔 臧洪 己を見出した恩人のために命をも投げ出す─小嶋茂稔 関羽 神になった英雄─渡邉義浩 張飛 庶民の英雄─渡邉義浩 趙雲 主君の子を守り抜く─渡邉義浩 太史慈 約束を守る─渡邉義浩 侯景 南北朝を駆け抜けた六鎮武人の挽歌─津田資久 王琳 南朝梁の残光─津田資久 泉献誠 信念に生きた高句麗出身官僚─金子修一 狄仁傑 権威に屈しない硬骨漢─金子修一 李泌 王朝危難の際に尽力─金子修一
執筆者略歴
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