マルコ=ポーロ 東西世界を結んだ歴史の証人
/新・人と歴史 拡大版16
佐口透
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出版社:清水書院 |
出版年:2017年07月 |
コード: 240p ISBN/ISSN 9784389441166 |
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一二世紀の中ごろ、ヴェネツィア生まれのマルコ=ポーロは、二五年にもわたる東方への空前絶後の大旅行の途にのぼった。もちろんクビライの宮廷に向かったのである。彼は単に旅行家、商人であったのみならず、ローマ教皇特使の任をも帯びていた。東西交渉の檜舞台で、彼は何を考え、何を観察し、いかに行動したのであろうか。本書は、マルコの実像をもとめて“東方見聞録”を細かに読み返しつつ、その裏面より新しい視点で、マルコを生き生きと捉え直した力作である。
目次: はしがき 序章 Ⅰ マルコ=ポーロ登場の前夜 Ⅱ 東方旅行 Ⅲ クビライの帝国 Ⅳ 未知の世界の見聞録 Ⅴ 東西世界の交流 Ⅵ マルコ=ポーロの遺産 年譜 参考文献 さくいん
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