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歴史言語学の射程 上製
沖森卓也 編
出版社:三省堂
出版年:2018年11月
コード:   626p   ISBN/ISSN 9784385362434
 
価格 11,000円
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長く日本語学の研究全般にわたり多くの業績を積み重ねてきた編者のもと、気鋭の研究者全36人の寄稿になる論集。すべての人間活動の基底にある言葉を、日本語の歴史総体の中で様々な視点からとらえる重厚な論考。

目次:
序(沖森卓也)

いわゆる「母音交代」をめぐって(沖森卓也)
日本語の親族呼称・親族名称とその歴史──言語史の空隙を考える──(林史典)
「岩ばしる垂水」考──『万葉集』巻八・一四一八番歌の理解のために──(川嶋秀之)
「ある」ことの希望──万葉集の「もが(も)」と「てしか(も)」──(仁科明)
韓日現代漢文読法からみた釈読(訓読)の流れ(尹幸舜)
上代語における文節境界の濁音化(肥爪周二)
上代における国字の出現と表記の変化(笹原宏之)
漢文の蔭の日本語表記──続日本紀宣命の逆順〈語〉表記──(屋名池誠)
東寺観智院金剛蔵『願文集』所収願文の文体について(山本真吾)
いろは歌の作者について──いろは48字説の検討──(鈴木豊)
他言語から見た上代・中古語の推量表現(井島正博)
係結びの体系(半藤英明)
『往生要集』成立・享受における言語生活について(一)──『往生要集』執筆と二十五三昧会から見た源信の言語生活──(古田恵美子)
平安時代の「もろもろ」と「よろづ」──コーパスによる語誌研究──(田中牧郎)
鎌倉時代の女性文書とその言語記述(金子彰)
根津美術館蔵春日若宮『大般若波羅蜜多経』の字音点について(佐々木勇)
室町時代口語資料の漢語と和語の混種語──三大口語資料を中心に──(坂詰力治)
『語音翻訳』のハングル音訳と琉球語の母音──中期朝鮮の漢字音表記との比較を中心に──(趙大夏)
古辞書の誤字をめぐって──倭玉篇諸本調査より──(鈴木功眞)
近世旅日記にみる女性の漢字使用──中村いと「伊勢詣の日記」を資料として──(永井悦子)
日本人の手による漢訳洋書──村上英俊訳『西洋史記』について──(陳力衛)
明治初期における聖書の翻訳と日本語意識──漢文訓読語法「欲ス」を例に──(斎藤文俊)
明治時代における「文意識」と近代文体──二葉亭四迷『浮雲』を例に──(服部隆)
『西遊見聞』に入った日本語」再考(李漢燮)
「三味線」は「guitar」か?──『和英語林集成』における対訳語について──(チョ・ヒチョル)
ジョン・チャーマーズと『英粤字典』──初版、再版、第3版の考察を中心として──(孫建軍)
『和英大辞典』(1896)の略号表示──[Chin.]の略号を持つ語と先行辞書との関わり──(木村一)
『言海』『大言海』の外来語(倉島節尚)
近代用語としての「生活」とその周辺(木村義之)
「不審顔」という語から(常盤智子)
明治後期・大正期の口語文典における音韻(阿久津智)
上田万年「P音考」前後(安田尚道)
文語教育における「文体」のあり方──中国人日本語学習者の長所やニーズを考えて──(潘鈞)
三型アクセントと式保存(上野善道)
間接疑問文による連体修飾について(大島資生)
語の意味記述はなにをしていることになるのか(山田進)

編集後記
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