他者とつながる外国語学習をめざして 「外国語学習のめやす」の導入と活用
田原憲和 編著/山崎直樹,齊藤公輔,田中祐輔,大森洋子,茂木良治,池谷尚美,中川正臣,植村麻紀子,松﨑真日,野澤督,村上陽子,能登慶和,鈴木冴子,依田幸子,栁素子,櫻井千穂,澤邉裕子,阪上彩子
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出版社:三修社 |
出版年:2019年04月 |
コード: 352p ISBN/ISSN 9784384059274 |
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「めやす」から何を学ぶのか、「めやす」をどのように理解するのか、 「めやす」をどう語るのか、「めやす」をどのように用いるのか 19名の執筆者のそれぞれの立場や視点から提案する。本書で示された解釈や方法は「めやす」マスターらによる一例にすぎない。実現に際しての具体的な手法やツールの理解は実践者の置かれた環境や時の流れによっても変容しうる。それは「めやす」が広がりをもって成長してきたことの証ともいえよう。(「まえがき」より)
目次: 第1部 学習法としての「めやす」 第1章 「外国語学習のめやす」―背景,理念,目標,方法論 第2章 『めやす』×CEFRの試み―『めやす』とCEFRを活かす授業案 第3章 日本語教育スタンダードと『外国語学習のめやす』 第4章 スペイン語学習のめやす:スペイン語教育改善に向けて―言語領域の教育の位置づけ 第5章 『フランス語の学習指針』と『めやす』
第2部 理論的展開 第6章 『めやす』が示す評価と今後の課題-教育現場における教師の声を手掛かりに 第7章 「つながる」と動機づけ 第8章 「内容」と「思考」を重視する言語教育―「めやす」とCLILが志向するもの
第3部 「めやす」の実践的活用 第9章 「めやす」の考え方を取り入れたスピーチ授業の実践と学び 第10章 フランス語科目にパフォーマンス課題を取り入れる可能性―私立高等学校における第二外国語科目の授業調査からみえてくるもの 第11章 「めやす」活用交流プロジェクト 第12章-1 高等学校での学びと『めやす』 第12章-2 私の『めやす』活用法 第12章-3 高等学校の中国語教育における『外国語学習のめやす』の活用―日本人生徒と中国ルーツの生徒との協働学習 第12章-4 「言語活動の充実」を目指して
第4部 発展的視座 第13章 継承語教育と「めやす」との接点—中国ルーツの文化言語の多様な子どもに対する継承中国語教育の実践を通して 第14章 「社会と直接的につながる学習」を捉えなおす―一人ひとりの社会に向き合うことの重要性 第15章 日本語教員養成における『めやす』 第16章 南米の日本語教育と『めやす』
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