漢方でがんに負けない体質をつくる 中医学がん治療
李向軍
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出版社:幻冬舎メディアコンサルティング/幻冬舎発売 |
出版年:2023年05月 |
コード: 166p ISBN/ISSN 9784344944954 |
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患者の体質に合わせた漢方薬でがんと闘う力を高める!
日中両国で25年にわたってがん治療に携わってきた中医学の専門家が漢方薬によるオーダーメードのがん治療を解説!
がん治療において日本で主流となっているのは手術、放射線治療、薬物療法を三大柱とする標準治療です。 これらは臨床試験を通じてその効果や安全性が科学的に認められた治療法ですが、決して万能ということではありません。 なかには体力がなく治療が行えなかったり、治療を行ったとしても副作用が強く、治療前よりも体が衰弱してしまったりすることも少なくありません。 また、がんが進行してしまうと、標準治療では手を尽くしても進行を止められないケースも多々あります。 標準治療で効果を見いだすことができずに、希望を失っている患者は多いのです。
著者は中国と日本で医師免許を取得し、四半世紀にわたり両国でがん診療を行ってきました。 最初にがん診療に携わったのは、中日友好病院という、中国における先端医療の最前線にあり統合医療によるがん治療の研究機関としても名高い病院でした。 そこで15年ほど研鑽を積んで10年前に兵庫県西宮市で開業して以降、1000件以上にのぼる、漢方薬を用いたがん治療の有効症例を蓄積してきました。
著者は、西洋医学に基づく標準治療には、体質に応じてアプローチする発想がないといいます。 抗がん剤一つとっても、がん種や進行度、がん細胞のタイプなど、選択の基準はあくまで「がん」であり、「治療を受ける患者」については目が向けられていないのです。 それに対して中医学によるがん治療は、治療を受ける患者の体質に目を向けます。 患者の体質に合わせて漢方薬を選択することでがんと闘う力を高められるといいます。
本書では、日本の病院ではほとんど実践されていない、本場の中医学に基づいた漢方薬による治療戦略やその効果を、 著者のクリニックでの実践例も交えながら解説しています。 がんの標準治療との効果的な併用の仕方や、標準治療が行えない場合の活用法など、がん治療の段階別、 がんの進行別に最も適した漢方薬の取り入れ方を詳しく述べています。 がん治療に不安や迷いのある方にとって希望の灯となる一冊です。
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