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字母會 C 獨身
楊凱麟 黃錦樹 童偉格 等
出版社:衛城出版
出版年:2017年09月
コード:433694   158p  19cm ISBN/ISSN 9789869533409
 
価格 3,080円
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字母會とは台湾の独立系出版社・衛城出版が2017年9月にスタートさせた小説創作プロジェクトのこと。台湾の実力派作家たちが『未来』、『虚構』、『単一性』、『精神分裂』、『零度』といった単語をキーワードに短編小説を紡いでいき、約一年かけて26冊の短編小説集を刊行する。華語文学の新たな可能性を探る試み。執筆陣は駱以軍、陳雪、顏忠賢、黃崇凱、胡淑雯、童偉格の全6名。

孤独という言葉の持つ意味を感じるとき、私たちは芸術とは何かという問いに向き合っているのかもしれない。文学の冒険は孤独と容易には定義し難い何かを照らし出す。読み書きとは結局のところ孤独な行為なのである。黃錦樹は、密林の奥深くに身を隠す最後のマラヤ共産党員が、戦いが終わってもなおたった一人で革命の理想を抱き続ける姿を描く。童偉格は、誰もいないホテルに置き去りにされた主人公の行動を観察する。胡淑雯は、女性から男性へと性転換した人物の精神的崩壊と再生を凝視する。顏忠賢は、実家の旅館業と廟の管理業を嫌々受け継いだ若者の身上に起こる不思議な運命を描く。駱以軍は、パパラッチのカメラレンズから見える、小説の題材にすらなり得ない人生の何気ない出来事を捉える。陳雪は、小説家の孤独を描き、実在の人物が物語の中と外を行き来する様を見つめる。黃崇凱は、香港と台湾の書店経営者の境遇に焦点を当て、もし香港の中国復帰と同時に台湾が中国によって統一されていたら、書店は殺伐とした政治環境の中で孤独に瞬く小さな星のような存在になっていたのではないか、という仮定を元に小説を書き記す。


【関連シリーズ】
 字母會 A~  楊凱麟 等 衛城出版 2017年09月~(全26巻予定)
 字母LETTER 1~  衛城出版編輯部 衛城出版 2017年09月~(全6巻予定)


Célibataire
字母會以A to Z的詞典形式開展小說創作,企圖將當代華文創作放回世界思潮的對話當中,透過未來、虛構、單義性、精神分裂、賭局、零度……這些字詞的路標,指向華文創作有多少主題、技藝與可能性。二十六回合的創作像是一場漫長的文學實境秀,小說家輪番上陣,賦予每一個詞語多面體的意義,這些作品已成臺灣當代的文學剖面。
字母會C獨身
當我們感受到孤獨這個詞要意味什麼,似乎我們就學到一些關於藝術的事。
文學的冒險,觀照一切孤獨與難以歸類之物,意味著書寫與閱讀的終將孤獨。黃錦樹敘述遁隱深林最後的馬共,戰役過後獨自抱存革命理想;童偉格將一個人拋置於無人值班的旅館;胡淑雯凝視女變男者的崩潰與自我建立;顏忠賢以猶豫接下家傳旅館與廟公之職的年輕人,描述一個很不一樣的天命;駱以軍以如同狗仔隊偷拍的鏡頭,組裝人生一場場難以寫入小說的過場戲;陳雪描寫小說家之孤獨,看著現實人物在他的故事裡闖進又闖出;黃崇凱以香港與臺灣兩個書店老闆的處境,假設一九九七年香港與臺灣同時回歸中國,書店在政治之中成為一個孤獨的場所。
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